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2012/09/03

『第二音楽室へようこそっ!!』 感想

公式はこちら。
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コメディメーカー・WHEELの最新作である
「第二音楽室へようこそっ!!」の感想です。
WHEEL作品に手を出すのはひのまるっ以来です。

内容としてはタイトル通り、第二音楽室で
活動する音楽部を舞台にしたラブコメ。
音楽部の個性豊かなヒロインたちと一緒に
部活をしながら愛を深めてるという流れです。
最近の部活系作品では駄目人間たちの
溜まり場的な部活も少なくないですが、
この作品は割と真面目に部活をしています。
まあ人間的には変な人が多いですけど。

真面目なだけあって音楽系の薀蓄も
少なくないのですが、この手の作品では
ありがちな眠くなるような感じもなく
あっさり読むことが出来たのは好印象。
ここら辺はキャラの個性や掛け合いを
上手く絡めていたおかげでもあるでしょう。

今回の舞台となる音楽部は吹奏楽部と
違って結構個人主義なのが新鮮ですね。
ときにはセッションすることもありますが、
基本的には個人を伸ばす方向なのが興味深い。
この設定もベタベタせず協力し合うという
居心地のいい雰囲気を作るのに役立ってます。
あと、何気に先生ズがいい大人でしたね。
ロリ先生をヒロインにしなかったのは正解か。

共通ルートは各個人の得意分野を見せつつ、
好感度を上げていくという手堅い展開。
音楽ネタと萌えイベントの絡め方が自然で
部活ゲーとしてはなかなかよく出来ています。
今までは音楽に興味のなかった主人公が
女の子の影響で少しずつ音楽に興味を
持ち始める描写も丁寧に出来ていました。
共通ルート最後の皆で協力する流れでの
盛り上がりも良く、綺麗纏まっていたかと。

個別ルートも手堅くイチャラブしています。
ただ、前半より音楽ネタの扱いが雑になり
普通のエロゲっぽくなったのは惜しいかも。
いやまあエロゲとしてはイチャイチャ重視が
正しいのですが、前半の良構成と比べると
普通になってしまった感は否めません。
シリアス展開もグダグダ引き伸ばさないのは
いいのですが、その分ボリュームは少なめ。

とはいえ、萌えゲーとして考えた場合、
重くなり過ぎない程度のシリアス展開や
恋愛に積極的な主人公など、よく考えて
作っていると感じられる部分はあります。
よくいる鈍感主人公とは逆にヒロイン側を
音楽馬鹿で鈍感気味にしたのは面白い。
鈍感ヒロインを恋愛に目覚めさせるのは
ちょっとした調教っぽくて気持ちいいです。

まとめ。
非常に手堅く纏められた萌えゲー。
エロゲではよく突っ込まれるネガな部分を
出来るだけ潰し、危ない冒険も少なめです。
百合関係は好き嫌いが割れるでしょうけど、
そこさえ注意すれば他に問題はなさそう。

ただ、減点が少ない代わりに特徴も
少ないので刺激を求めると厳しいかなぁ。
たまには普通のエロゲをプレイして
ほっこり癒されたい人向けかもしれません。
体験版でキャラや雰囲気が気に入ったなら
最後まで裏切られることはないと思います。


以下ネタバレでヒロイン感想を少し。

○如月 歌南
ツンデレならぬ鈍感デレヒロイン。
恋愛が分からないという時点で個別での
流れは読めていましたけど正に予想通り。
恋愛音痴っぷりには可愛いと思いつつも
苛立たせられる部分もあったのですが、
デレてしまってからは直球の可愛さです。
特に覚醒してからのオープンスケベぶりは
嬉し恥ずかしでニヤニヤさせられました。

○大河内 紗耶香
ツンデレならぬ百合デレヒロイン。
男嫌いなのに責められると弱いのは
百合ヒロインとしてはお約束ですね。
百合になった経緯も予想通り。
百合キャラといってもツンデレ系なので
一度デレてしまうと可愛いのですが、
同時に双子攻略ルートでもあるので
紗耶香の扱いが少し軽かったのは惜しい。

○木幡 Marianne
見た目通りのロリデレヒロイン。
ナデポが通用するので割とちょろい。
泣き虫なロリキャラのお世話をするのは
ロリコンとしては楽しかったですね。
シナリオ的には一番普通でしたけど
転校ネタを作曲に絡めたのは上手い。

あと妹ちゃんは便利キャラ過ぎた感も。
ここまでやるなら姉妹丼も…って流石に
それは犯罪になっちゃいますかね。

○五城 雅
天然なのに頼りにならないお姉さん。
この手のキャラはいざというときに
頼りになるのがお約束なのですが、
この人は普段より駄目になるのが可愛い。
お嬢様ですけどあっさり結婚の許しが
出るのはスッキリしてていいですね。
婚約ネタは飽きられている感があるだけに
よっぽど上手くやる必要がありますし、
そこで勝負しなかったのは正解でしょう。

オタク属性という強い武器があるものの、
音楽ゲーだけあってパロなどは少なめ。
ウザがられることはまずないでしょうけど、
若干惜しいような気もしないでもない。

○羽場 結花梨
選択肢ミスると出てくる眼鏡先輩。
何だかバッドエンド担当っぽいですけど
シナリオ的には一番部活ぽかった気も。
吹部でハブられる流れは痛かったですが、
その後の逆転が約束されているので
ストレスにはならないのが救いでした。
音楽部とはライバル関係ではあるものの
険悪ではないので不快感もないです。

三つ編み下ろしたら超美人ですけど
個人的には地味な三つ編みが好きです。
ヒロインの中では彼女としては
一番落ち着いてお付き合いできそう。

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