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2012/08/21

『かつてありし陽』 感想

公式はこちら。
かつてありし陽応援中!!
サークルCheck&Stripeの夏コミ新作、
『かつてありし陽』をプレイしてみました。
主人公以外フルボイスなのは豪華ですが、
最近では珍しくなくなってきましたね。

スーパー超人な主人公が、日本を支配する
連邦の本拠地へ潜入して好き放題しつつ
敵のボスの謎に迫るという内容である本作。
一通りクリアしてみた後に思ったのは
やっぱりテキストゲーだなぁということ。
体験版でも思ったことなんですけど
ハイテンション過ぎるテキストは面白い。
主人公の次の行動が読めず、阿呆な選択も
遂行してくれるのは非常に楽しいです。

しかしシリアスへの切り替えや全体の
バランスはイマイチという印象でした。
終盤の展開自体は悪くないのですが、
起承転結の転に当たる部分が急過ぎて
付いていくのがちと辛かったです。
普段が限りなくキ○ガイに近いレベルの
ギャグゲーとして進行しているだけに
シリアスシーンの場違い感が凄いことに。
こちらがシリアスモードへ切り替わる前に
終わってしまったという感じでしょうか。

既存のゲームに例えるなら『暁の護衛』に
鍵ゲーを混ぜてみたというのがピッタリ。
主人公の最強っぷりや破天荒さは
暁の主人公である海斗を思い出しました。
ああいう無茶で強い主人公が好きな人には
結構お勧めできる作品だと思います。
まあ終盤の駆け足っぷりもそっくりですが。

終盤の展開はちょっとファンタジーが
入っていて鍵ゲーを思い出しました。
まあ言うほど展開は似てないんですけどは
何となく雰囲気が…みたいな感じですが。
敵ボスやライバルとの関係は王道で
燃えるシチュだったものの、やはり展開が
駆け足過ぎて燃え切れなかったのが残念。

まとめ。
やっぱりテキストゲーという言葉が相応しい。
ギャグの切れ味は素晴らしかったですけど
シナリオ自体は駆け足過ぎてなんとも。
同人ゲーで優秀なギャグテキストといえば
最近では人類救済部がありましたけど、
設定やシナリオ面で凝りまくっていた
あちらと比べると物足りなさは否めません。

とはいえ、日常シーンは本当に面白いですし
並みのエロゲよりも楽しめる作品でした。
値段的にも御手ごろなので体験版を触って
ギャグが好みなら買って損なしだと思います。

以下ネタバレで少し。


恭也兄ちゃんが恭介過ぎて困る。

小さい頃のやり取りはどうしても
リトバスを思い出さずにいられませんでした。
ただリトバスとの大きな違いは主人公が
恭也と同じ出鱈目キャラへと成長したこと。
おかげで師弟対決もノリノリで熱かったです。
師匠というから何となくお爺さんキャラを
イメージしていただけに、その正体が
仮面だったというのは見事に騙されました。

ヒロインが実は死んでる幻だったりするのも
鍵っぽい感じですが、敵方にもそういう娘を
配置したのは面白いと思いましたね。
ただ、都津のエロは恭也兄ちゃんとの方が
良かったんじゃないかと思わなくもない。
まあエロゲ的には主人公に行った方が
荒れなくて済むんでしょうけど。

ラスボスが親父だったのは予想通り。
でも無駄に強そうだった割にはいまいち
盛り上がらず、師弟対決の方が熱かったです。
もしかしたら師弟対決がメインで
このエピソード自体はエピローグ的な
扱いだからなのかもしれませんけど。

かつてありし陽というタイトルは好き。
ゲームを進めていくうちに意味が分かる
タイトルって独りよがりになりがちですけど
これは上手くリンクしていたと思います。

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