2012/04/24

『ヨルムンガンド』第11巻 感想

ヨルムンガンド 11 (サンデーGXコミックス)ヨルムンガンド 11 (サンデーGXコミックス)
(2012/04/19)
高橋 慶太郎

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アニメが始まったばかりなのに最終巻でござる。
原作進行中にアニメ化するよりは潔いかな。
最終巻だけにネタバレ全開な感想になるので
アニメ派の人はご注意くださいませ。

ココが計画していたヨルムンガンド計画の真相は
電子戦で世界の空を支配し戦争を失くすということ。
しかしそれには大量の犠牲が付き物と聞いたヨナは、
ココと決別してキャスパーに拾われることに。
この展開は非常に美味しくてゾクゾクしました。

ヨナがいなくなってそれなりにショックを受けた
ココですが、それでも計画推進には迷いなし。
量子コンピューターの開発を進めつつ邪魔者には
冷や飯を食わせて計画は順調に推移していきます。
やっぱブックマンさんはいいおっさんやわ。
米海兵隊は色んな漫画で踏み台にされることが
多いですけど今回は久々に強かったなー。

そして2年後。
……って2年後かい!
多分読者の半分ぐらいは突っ込んだはず。

とりあえず2年間に世界はどんどん悪くなって
考え方の変わったヨナはココの元へ戻り、
ヨルムンガンド計画が発動したところで完結。
……って完結かい!!

うーん、もう少し続くかと思ってたんですけど。
着地点自体は悪くなかったのですがそこへ至る
過程にもう一巻ぐらい使って欲しかったですね。
特にヨナの変心イベントは欲しかったなぁ。

終わり方もヨナの物語としては終わってますけど
ヨルムンガンド計画の結末は曖昧なまま。
まあこれでホントに平和になっても微妙ですし、
逆に戦争状態のままだとしても後味悪いので
ここらへんが切りどころなのかもしれませんが、
期待が大きかった分、ちょっと拍子抜けでした。

でもキャスパーさんの武器商人宣言には痺れた。
例えココが航空戦力を潰そうとも人間がいる限り
棍棒を売って儲けるという考えは武器商人の鑑。
ココの恥が戦争を失くすという考えも面白い。
まあ、大分ロマンチックだとは思いますけどね。

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