2012/01/02

『ChuSinGura 46+1 江戸急進派編』感想

公式はこちら。

いやー、今年早々めちゃくちゃ楽しませてもらいました!
正月に相応しい忠臣蔵物(女性化)の第二弾なのですが、
これがもう凄く面白くて一気にクリアしちゃった次第。

現代人の主人公が忠臣蔵の時代に飛ばされて女性化した
大石内蔵助達に出会ったことから始まるこのシリーズ。
女性化モノというだけで回避する人も結構多そうですが、
この作品に関しては色眼鏡で回避するのは勿体無いです。
確かに萌え部分も多いのですが、作品の根底は仇討ちという
重厚で厳しい物に置かれている事もあって燃え部分も多く、
討ち入りまでに覚悟を決める流れをガッツリ書いています。
これは武士道好きな人には堪らない逸品ではないかと。

何気に戦闘シーンの出来がいいのも好印象。
剣術バトルだけでなくタッグバトルや超常バトルまで
様々な組み合わせや展開で最後まで楽しませてくれます。
特に討ち入りシーンの熱さは前作今作ともにかなりの物。
戦闘での展開や伏線が結構凝っていることもあって、
プレイ中に感心しまくりながら燃えることができました。
歴史で語られなかった部分を独自解釈でアレンジして
上手くフォローしていたのも美味しかったですね。

今回のヒロインである安兵衛さんは前作ヒロインの
内蔵助と比べて男らし過ぎるかなと思ってたのですが、
お約束のデレモードとのギャップを上手く使っていて
なんだかんだでええ娘やんと思わせてくれました。
個人的にはおっとり年上な内蔵助の方が好きですが、
1作目との差別化を考えると良いヒロインではないかと。
内蔵助の株を下げずに安兵衛ルートに移行したのは
作者さんの細やかな心遣いが感じられます。

新キャラでは変態お嬢様剣士孫太夫ちゃんが可愛すぎる。
ド派手な服装も好みですし、変態っぷりも笑えました。
ヒロインでないのが本当に、ほんっとーに、残念です。
初めて見たときはその派手っぷりに噴きましたけど。

続編物なので1作目と2作目をセットでお勧めしたい作品。
2作で3000円というとちょっとした商業ゲーム並みですし
恐らく4作完結ということでまだまだ中盤なのですが、
それを承知で周囲に布教したくなる出来でした。

以下若干ネタバレ気味の感想。

前作では京都の内蔵助にベッタリだった主人公ですが、
今作では江戸組の安兵衛の側につきっきりでしたね。
舞台が大きく変わり江戸組の新キャラが投入されたことで
序盤から別ルートとして楽しめる構成は非常に上手い。

前作最後にループして経験値を引き継いだ主人公。
前作初期は現代人っぽいヘタレさが多かったのですが、
今作では討ち入り経験者だけあって肝が据わっており
最初から積極的に歴史に干渉しようするのが面白い。
そのおかげで歴史が動いたり戻ったりして先が読めず、
最後までドキドキしながら進めることが出来ました。

短絡的な部分もあるのですが、赤穂浪士達を助けようと
必死で足掻く様は主人公に相応しい不屈っぷりです。
最後の死亡シーンでちょっとヘタレそうになっていたのが
心配ですが、次回開始時には立ち直っていて欲しいなぁ。

次回への引きは相変わらずズルかった。
ついに現代へ戻るという展開も気になりますし、
今回も微妙に展開を変えてきた討ち入りシーンが
どう変わっているのかも非常に楽しみなところです。
しかしラスボスは一体誰なんだろう…気になる。

まとめ。
1作目は面白かったもののループ物ということもあって
2作目の出来が不安だったのですがまったく問題なし。
1作目とは大きく違う展開でありながら1作目のネタを
随所に絡めさせている理想の続編だったと思います。
3作目のヒロインは内蔵助の娘でありながら結構お馬鹿な
松之丞ですが、頼りになる強者だった内蔵助や安兵衛とは
まったく別の展開になりそうでこれまた楽しみですね。
予告で早速ドジ踏んでいるところが微笑ましい。

4作完結(多分)ということを考えると最終的な値段的は
商業ゲームと大差なくなるのですが、それでも値段以上に
楽しむことの出来る数少ない作品だと思います。
完結したらサブヒロインズとのイチャラブFDが欲しいなぁ。

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