2011/10/15

『雑司ヶ谷R.I.P.』樋口毅宏 感想

雑司ヶ谷R.I.P.雑司ヶ谷R.I.P.
(2011/02)
樋口 毅宏

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東京都豊島区雑司ヶ谷を舞台にした新興宗教小説。
私は続編物だと知らずにこれから読みましたけど
それほど気にせず読み進めることが出来ました。

この小説、とりあえず人が死にまくります。
主人公が邪魔者を消すことに躊躇しない性格ですし、
邪魔者の方も容赦なく人を殺しまくりです。
人が軽く死ぬ話なのでダメな人はダメでしょうね。
戸梶さんの本とか好きな人なら問題ないでしょうが。
あと2chネタやバキネタが多いのでそういうのが
嫌いな人も読むのをやめておいた方がいいかと。

そういうお馬鹿な部分は置いておくとして、
話の本筋自体は結構興味深く読むことが出来ました。
新興宗教を継いだ主人公と、その祖母(故人)の
過去話という二つの視点で話が進んでいくのですが、
主人公の方は宗教に対する屁理屈は面白かったですし、
祖母の方は宗教を大きくするための経営論として
地味に説得力のある内容になっていた気がします。

超展開の多い話ですけど勢いは凄かったので
機会があれば前作も手に取ってみようと思います。

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