2011/07/15

『サイコパス』柴田哲孝 感想

サイコパスサイコパス
(2011/02/16)
柴田 哲孝

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タイトル通り、サイコパスを扱ったサスペンス小説。
猟奇殺人事件の展開やサイコパスに対する分析は
なかなか面白くて最後までサクサクと読めました。
真犯人については非常に予想しやすいのですが、
途中の状況が二転三転するので上手く引っ張られた印象。
オチに関してもなかなか渋い終わり方で良かったです。

ただ、若干理屈に走り過ぎている気もします。
予想外の展開や奇抜な理論は面白いんですけど、
登場人物に対する共感や感動といったものは少なめ。
彼らの行動に疑問を感じる点も多かったです。
そのせいで全体的に妙な違和感が残ってますね。
主人公である女性プロファイラーも変態性癖ばかりが
目立っていましたし何かもう一つ個性付けが欲しいなぁ。
捜査への主体性に欠ける点も探偵役としては物足りない。

同じ柴田さんの作品でもUMA系シリーズの方は
ドキドキワクワクな感じなんですけどね。

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