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『百発百中』司城 志朗・矢作 俊彦 感想
百発百中  狼は走れ豚は食え、人は昼から夢を見ろ百発百中 狼は走れ豚は食え、人は昼から夢を見ろ
(2010/09/25)
司城 志朗、矢作 俊彦 他

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田舎にあるオンボロ老人ホームを舞台に
50代のおっさん二人の活躍を描く一冊。

主人公であるおっさん二人も既にいい年ですが、
その周りにいる連中はもっと年上の老人ばかりなので
全体的にヨボヨボした雰囲気の小説になっています。
老人とはいえ同じ人間ですから喜怒哀楽はあるのですが、
やはり若者と比べるとどこかテンポがズレてるような?

ただ、社会から置き去りにされても自分達だけで明るく
頑張って生きようとするその姿にはどこか感じるものが。
家族もおらず傍目からすれば不幸な老人達なのですが、
仲間とともに過ごす日常は悪くないかもしれません。

ストーリーは小さな事件の積み重ねから
最後の大事件に繋げて決めるという手堅い作り。
主人公達の過去から老人ホームの秘密などはある程度は
予想ができるのですが、最後の大事件の結末にしては
オチまでは読み切れず非常に楽しませていただきました。

おっさんコンビは決して褒められる人間ではないんですけど
こういう生き方に憧れる気持ちもあるんだよなー。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

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