2011/04/07

『光芒のア・バオア・クー』 感想

機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー (角川コミックス・エース 83-10)機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー (角川コミックス・エース 83-10)
(2010/12/25)
Ark Performance

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ギレン暗殺計画が良かったのでこちらも読んでみた。
書いているのが同じチームだけあって流石の出来でした。

内容は一年戦争を端役の目からオムニバス作品。
それぞれのキャラが戦後に自分の体験を語るという
ドキュメンタリー番組風な流れになっています。
「事実を元に再現された映像です」にはちょっと笑った。

パイロットだけではなく整備兵や軍医の目からも
書かれていて相変わらず小ネタの使い方が上手いですね。
医療関連の設定で話を作るところなんか実に玄人好み。
それでいて各話に原作の有名エピソードとの繋がりを
キッチリ入れてくるところがまた憎いです。
こういうモブキャラ達が一瞬だけ遭遇した歴史的瞬間、
という話が好きな人なら非常に楽しめるのではないかと。
モブキャラ視点好きな私にはたまりません。

話と話の間にちょっとした設定資料のようなものまで
入っているので改めて一年戦争を復習することも可能。
単に設定を紹介するだけでなく軽く考察なんかも
しているのでなかなか読み応えがありました。
前作であるギレン暗殺計画や連載中の作品に対して
ちょっとした繋がりが書かれているのも嬉しいところ。

うーむ、正直、文句なしなぐらい楽しめました。
渋いおっさん連中の昔語りが見たい人にはお勧めです。

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