2011/04/05

『ギレン暗殺計画』 感想

機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画 (4) (角川コミックス・エース 83-8)機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画 (4) (角川コミックス・エース 83-8)
(2010/03/26)
Ark Performance

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4巻にて完結。
いやー、すっごく楽しめました!

舞台は一年戦争終盤。
ジオン公国首都で発生した連続テロ事件を捜査する
公安部捜査官レオが、事件を追っていくうちにギレンの
暗殺計画という大事に巻き込まれるというのが大筋です。

ガンダム作品でありながらMS戦は少なく、終盤まで地味な
捜査パートが続くという一歩間違うと読者が飽きてしまいかねない
構成ではあるものの、この捜査パートが非常に良く出来ています。
ザビ家とダイクン派の政治闘争や、他のガンダム作品に繋がる
小ネタが随所に散りばめられていて目が離せませんでした。
ファースト~逆シャア辺りの知識を一通り網羅している人なら
ニヤニヤしながら読めることうけあいの内容ですね。

MS戦は少ないながらもこれまた非常に見応えがあります。
グフカスタムやドム、ザク改といった有名どころから
ガルバルディのようなマイナー機体までが死力を尽くして
戦う様を見せられると燃えないわけには行きません。
それぞれのギミックの使い方にもニヤリとさせられました。
MS戦に限らず終盤の大規模戦闘の流れは興奮しっぱなし。
コロニー内戦闘の真髄、確かに見せて頂きました。

周知の通り、ギレンはア・バオア・クー戦中にキシリアに
暗殺されるわけですが、それについてもしっかり物語に絡めて
上手く設定の隙間を付いた着地に持っていったのには拍手。
ある程度読めた部分もあり、予想外だった部分もありで
最後まで楽しませてくれる内容だったと思います。

まとめ。
ジオン、ザビ家、MS、コロニーといった設定の陰に隠れた
美味しい部分をほじくり出して綺麗に纏めてくれた作品。
一年戦争絡みの外伝は食傷気味な気もしていたのですが、
まだまだ面白い話が作れることを改めて思い知らされました。
また外伝系コミックを色々集めてみようかな。

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