2011/04/01

『呂布猛将伝』塚本史 感想

呂布猛将伝呂布猛将伝
(2010/10/19)
塚本?史

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タイトルの通り、三国志最強の豪傑として名高い
呂布の生い立ちとその生涯に焦点を当てた一冊です。
その圧倒的武力から人間を超越したモンスターとして
描かれることが多い呂布ですが、この本ではその内面を
重視していて割と人間的な描かれ方をしています。
彼の大きな特徴としてその物凄い武力の他にもう一つ、
裏切りの連鎖がありますが、この本ではその経緯も
納得できるように描いているのは新鮮でした。

ただ、精神面ではかなり凡人として書かれているので
共感はしやすくなっているものの、それが魅力であるかと
言われると「うーむ…」と困ってしまうのも確かですね。
元が元で怪物的イメージを持つ超個性派人物であるだけに
この本の呂布には物足りなさを感じてしまいました。

単純な悪役ではないちょっと変わった呂布像に
触れたい人は手にとってみるのもいいかもしれません。

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