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2018/07/25

『しょったれ半蔵』谷津矢車  感想

しょったれ半蔵
しょったれ半蔵
posted with amazlet at 18.07.25
谷津 矢車
小学館
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服部半蔵正成が主人公の忍者小説。
史実寄りの話かと思って読み出したのに
内容が忍者バトルメインだったのには驚きましたが、
これはこれで楽しむことが出来ました。

父親への反発から忍者の道を捨てた半蔵が
最終的に忍者としての自分を認めるという流れは
成長物語として王道で爽やかな読後感になっています。
同僚の侍たちとの友情やくの一である霧との関係も
青春っぽい雰囲気を感じさせてくれます。

ライバル役である忍者・梟の強敵っぷりや
彼の生い立ちの真相にも一捻りあって、
最後の戦いもなかなかの盛り上がりでした。
ただラストは半蔵に決着つけて欲しかったですね。

軽めの忍者小説としてサクッと読める作品。
忍者の割には爽やかな雰囲気ですが、
たまにはこういう作品もいいと思います。

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