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『ウルトラマンF』小林泰三 感想
ウルトラマンF (TSUBURAYA×HAYAKAWA UNIVERSE)
小林泰三
早川書房
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初代ウルトラマンの後日談的小説…でいいのかな?
自分はウルトラマン本編は見ていないですし
設定についても基本的な知識しか持っていないのですが、
それでも特に引っかかることなく最後まで読めました。
…いやむしろ初代を見ていた方が引っかかるのかも。

話としては、ウルトラマンが去った後も地球には
様々な脅威が飛来し、人類が四苦八苦するというもの。
研究シーンが多いのは面白いですね。
今まで現れた怪獣の研究から怪獣に対抗するための
超兵器や巨大化の開発まで、SFとしても興味深い内容です。

戦闘以外でのイザコザが多かったのも面白い。
人類の組織間での手続きや勢力争いのせいで
怪獣対応が後手に回ってしまうことが多かったですが、
これは初代からそうだったのか気になるところです。

怪獣が出るとまず交渉しようとするのも新鮮でしたね。
戦隊やライダーだと敵が一つの勢力なことが多いですし
毎回交渉する必要なんてないですけど、
ウルトラマンでは様々な知的生命体が存在するのが違いか。

新たなウルトラマン「F」が誕生する流れから
ウルトラマンの本質を掘り下げていたのは良かったですし、
更にその後も続く戦いにまで触れていたりして
まさに今だから書けるウルトラマン小説という感じでしたね。
大人となった今改めてウルトラマンを見たくなりました。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

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