2016/11/08

『信玄の首』矢野隆 感想

信玄の首
信玄の首
posted with amazlet at 16.11.08
矢野 隆
角川春樹事務所
売り上げランキング: 524,620

三方ヶ原で武田信玄に大敗を喫した徳川家康が
逆転を狙って服部半蔵による信玄暗殺を狙うという物語。

設定としては非常に分かりやすい忍者対決物ですね。
徳川と武田の忍者が異能バトルを繰り広げて
最後には服部半蔵が見事に信玄を討ち取るという流れ。
限られた数の敵味方が次々と死んでいくという
ちと古臭さを感じる話ではあるのですが、
個人的にはこういう定番のお話は嫌いではないです。

ただ、忍者バトルは面白かったのですが
最後の展開…端的に言うとイヤボーンは笑いました。
いやまあ半蔵の状況が詰み過ぎているせいで
謎のパワーが炸裂しそうな予感はしていましたけど、
実際にトンデモオチを持ってこられると笑うしかないです。

正直、他人にはオススメできない内容ですが、
たまにはこういうのを読まないと
読書というものに物足りなさを感じるのもまた事実。
久し振りにやられたと思わせられる小説でした。

コメント

非公開コメント