2016/09/28

『Re:LieF ~親愛なるあなたへ~』体験版 感想

公式はこちら

久々に見るのが辛い公式ページを発見した。
まあそれはともかく、RASKのデビュー作である
『Re:LieF ~親愛なるあなたへ~』を体験してみました。
ラスクって前にもなかったかと思ったらあっちはRusKでしたね。

今回の体験版の大部分はヒロインである日向子視点。
社会に出て挫折した彼女が島での社会復帰プログラムに参加し
立ち直って行くというのが主なストーリーになっています。
体験版のほとんどがヒロイン視点というのは挑戦的な構成ですが、
舞台設定を説明しつつ、その裏に隠された何かを
プレイヤーに仄めかすという点では一定の効果はあったかと。
主人公は腹に一物あるようですし、最初から主人公視点だと
いきなり核心に迫り過ぎる内容になっていたでしょうね。
AIがいたり妙なノイズ演出が入ったりするところを見ると
なんだか後半がファンタジーやSF寄りな話になりそうですが、
個人的にはそういうジャンル移動は割と好きなので無問題です。

とはいえ、この体験版の内容には引っかかる部分も。
廃墟の幽霊や分断された島といった謎は面白そうな反面、
日向子のリハビリ描写に関しては可もなく不可もなくな感じで、
ダラダラと読み進めてしまった感があります。
女性視点だったこともあって各ヒロインへの印象も
ヒロイン的な可愛さより友人的な付き合いやすさの方が
強く残ってしまったのは体験版の構成からくる欠点ですね。
あと、絵的に一番気になってたユウの出番がなかったのも痛い。
核となるストーリーには惹かれるものがありますが、
エロゲーとしては不安点の多い体験版だったと思います。


まとめ。
絵は綺麗ですし設定や話も凝ってそうで大作感はあるのですが、
そう見せられているだけのようにも感じられる体験版でした。
これは作品の大部分を占めるはずの主人公視点が
体験版ではほとんど体験できなかったというのが大きいです。
体験版以降は日向子以外のヒロインの問題を解決しつつ
謎を解いていくという流れになるんでしょうけど、
トラウマ解決系のストーリーは自分的に外れが多いのだけに
主人公の今後の働きをもう少し見せて欲しかったところ。

とはいえ面白くなりそうな雰囲気は出せていましたし、
この作品がどんな形で纏まるのか気になったのも確かです。
期待作というよりは期待半分不安半分という感じですが、
今年は手堅い作品ばかり買っているので
他に候補がなければこれに手を出しているかもしれません。

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