2015/10/21

『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』第3話 感想

第3話「鉄骨のひと」

時は47年。一人の男が日本に帰還することに。
どうやら戦争中に海外に取り残されたようですが…。

そして42年。とある会社関係者への連続襲撃事件が発生。
それを追うのはロボット刑事である柴来人。
正義感に燃える彼は超人事件を独占する超人課を敵視し、
今回の事件でも人吉たちともぶつかり合うことに。
来人さん、正義に突っ走るあまり全ての超人を敵視するとは
これまたなかなか正統派な正義厨っぷりですな。
しかし超人課、部外者に対しての誤魔化し方がレトロ。

そんな来人が出会った一人の純朴そうな少女。
しかしこの少女もロボットだった!
ここら辺、時間に余裕があるなら1話かけて
来人と少女の関係を深めてラストでメカバレでしょうけど、
いきなりバレるのもこれはこれでテンポがいいですね。
しかしアクション、めっちゃいい動きするなぁ。
そして相変わらず便利過ぎる輝子の魔法恐るべし。
更に爆発に巻き込まれた来人を、超人を護る超人課として
何とか助けようとする人吉ですが…。

機械に愛はあるのかというのも定番のテーマですね。
人間の人格をコピーされた来人は人間といえますが、
少女の方はプログラミングされただけで
愛はないというのが人吉父の話ですが…。
少女の愛も正義だと主張する輝子に対して
少女を破壊するのが正義だと返す人吉。
輝子の「正義はたくさんあるのか」という問いは
この作品(特に47年)のテーマでもあるのかな。

ジャガーさんの時間停止能力にも深い裏がありそう。
エクウスはかなり器用に移動できるんだな。
でも来人に力負けするところを見ると
汎用性重視で絶対的なパワーはそれほどでもなさそう。
つがいを探す少女ですが、男性型ロボットと合体すると
爆弾になることを聞いた彼女は水中で自爆。
来人の失恋っぷりが実に人間らしくて切なかったです。

と思ったら来人、47年ではテロリストになっとるやんけ!
人吉といいこの数年間に何があったんだ。
男女ロボ2体を合体させて爆弾テロを起こそうとする来人。
しかしその前に現れた人吉の手によって男女ロボは合体し、
キカイダーっぽいロボ・メガッシンが誕生。
うん、まあ爆弾より合体ロボの方が夢があるしね。

往生際悪くテロを企む来人ですが、
メガッシンは来人が悪だとばっさり切り捨てます。
人間の正義は腐り、機械の正義は不変。
42年では機械の悲しさを見せる展開だったのに
47年では人間の駄目さを見せるという逆転は深いです。

そして正義の人造人間・メガッシンと
悪のロボットテロリスト・来人が激突…
かと思ったら人吉、お前が戦うんかい!
これもう完全にエクウスより強くなってるよね。
本当に何があったんだ人吉…。
しかしここのアクションシーンでも作画凄かったし、
来人の変身や燃える人吉の演出もかっこ良過ぎでした。

戦闘シーンが途中で終わったのは個人的には良し。
どうせ決着は付かないでしょうし
一番盛り上がる激突シーンで切るのはありじゃないかと。
しかし人吉が超人扱いして助けようとした来人と
お互い超人としてぶつかり合うことになるというのは
皮肉としかいいようがない…でもこういう展開、大好き。

次回は今回の等身大ロボから一転して怪獣ものっぽい?
果たしてどんな皮肉な結末を見せてくれるのか…
今からドキワクが止められないです。

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