2015/09/18

スズキ・バレーノについてあれこれ

久々の車ネタ。
今回は試乗レポートではなく、
スズキの話題の新型車「バレーノ」について書きます。

とりあえず「次期スイフトか」という問いのついては
今のところは「No」だと思っています。
以下、理由を述べていきます。

まず最大の理由がバレーノはインドで作るということ。
この車、元々はマルチスズキが国内シェアを確保するために
作りたがっていたもので、マルチスズキの高級ブランドである
「NEXA」で売るというのが最大の目的なんですよね。
「NEXA」ではバレーノ、スズキではスイフトという
ブランドによる色分けすることが目的なのに
これをスイフトとしてしまうと本末転倒でしょう。
マルチスズキをインドだと侮るなかれ。
既に日本国内のトヨタに匹敵する台数を売っていますし、
インドトップメーカーだけに車種数が必要なのです。

こうして見ると、バレーノとスイフトのサイズが被るから
バレーノ=次期スイフトという考えには穴があります。
インドではバレーノとスイフトは別のお店で売る車ですし、
バレーノだけだとスズキで売る車がなくなるんですよね。
欧州や日本で売る場合はサイズは被りますが、
スイフトより一回り大きいサイズに
ターボや追従式クルコンといった上級装備によって
価格的にも差別化することは可能かもれません。
ただ、スズキとしては欧州や日本では日本製スイフトを
売りたいでしょうし、積極的に売る気はないのかも?
マジャールスズキもバレーノにはノータッチですし、
あちらもスイフト待ちなのかもしれませんね。

インドにおけるスイフトの役割についてもう少し。
インドにおけるスイフトはハッチバックだけでなく
セダンである「ディザイア」も存在してるんですよね。
このディザイアはそれはもう不細工な車なんですが、
サイズに関しては4m未満で税金が安いのが強み。
バレーノセダンでは4mを切るのは不可能ですし、
ディザイアの客層を捨てることになってしまいます。
これが理由で、次期スイフトは若干小型化するのでは?
という説もどこかで見たような気がするのですが、
ソースが見つからないので自分の妄想かもしれません。

スズキのロードマップも見てみましょう。
今後Bセグ2車種、YRAとスイフトを投入するというのは
随分前に発表されていることなんですけど、
何故かバレーノがスイフト扱いされることが多い。
でもバレーノはYRAですしスイフトは別に計画されてるねんな。
そして相良工場では2016年後半からスイフトの増産を予定。
これはあくまで現行スイフトの増産計画ですし、
バレーノとスイフトをしばらく併売するからには
バレーノが次期スイフトとは言えないでしょう。

更に最近これまたインドでスクープされましたが、
コード「YSD」というコンパクトカーの存在があります。
このYSD、どうやらハッチバックとセダンの2タイプらしく、
まさに今のスイフトの位置にピッタリ収まるんですよね。
これこそが次期スイフトなのではないでしょうか。

というわけで自分はバレーノは次期スイフトではない派です。
まあ、プラットフォームが共通なのは確定していますし、
まったく別の車というわけではないと思いますけどね。
あと、個人的にはバレーノのデザインがいまいちなので
スイフトであって欲しくないという個人的感情もあります。

しかしインドのスズキ情報は本当に早い。
バレーノ=YRAの実車画像なんて1年前に出てましたし、
日本の車雑誌やサイトではとても追いつけませんね。
まあスズキの国内でのガードは堅過ぎると思いますけど。

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