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『フェアリーテイル・レクイエム』 感想
公式はこちら。

独特な雰囲気ゲームを作るライアーソフトの新作、
『フェアリーテイル・レクイエム』の感想です。

世間から隔離された病院の中で
御伽噺の登場人物を演じるヒロインたちと仲良くなりつつ
病院に隠された謎に迫っていくという本作。
体験版で感じた幻想的なサスペンスという雰囲気は
製品版でも一貫していて最後まで楽しめる作品でした。

ヒロインたちは過去に童話に近い経験があり、
そのせいで童話を現実だと思い込んでいるのですが、
この過去はなかなかハードなものばかりで読み応えあり。
彼女らの過去が主人公とどう絡んでくるのか。
そして彼女らの中に一人いる人殺しの正体とは…。
というように上手く謎を引っ張る構成になっています。

ただ、話の進行テンポは少し遅め。
頭の弱いヒロインたちの相手をすることが多いので
話がなかなか進まないのは仕方がないのですが、
5ルート+真ルートという構成なこともあって
最初の5ルートの後半辺りは若干ダレてきました。
ヒロインは4組でも良かったのでは…とも思うのですが、
キャラ属性的には5組がベストな気もしますし、
ここは判断が難しいところではあります。

各ルートの終わり方は幻想的な雰囲気を壊さず、
それでいて現実的な要素もあるバランスのいい結末。
真ルートもそこまでの5ルートを踏まえたうえで話を広げ、
それでいて最後は綺麗に纏まっていたと思います
各ルートのバッドエンドがいい感じの壊れているのも
バッドエンド好きとしてはたまりませんでした。

しかし全体的にドロドロとした話なだけあって、
メルヘンっぽさだけを期待すると裏切られるでしょう。
特にエロ方面にしては予想以上に鬼畜寄りで
ヒロインたちは基本的に大人たちの玩具扱いですし、
鬼畜嫌いにはあまりお勧めできない内容になっています。
まあ、ここら辺は体験版で分かっていたことですけど。

でもちょっと頭の弱い女の子たちを無理矢理…的な
シチュエーションが好きな人にはたまらないかも。
ヒロインが相手を王子様だと思い込むところなんかは
ある意味、催眠エロと言える気もします。


まとめ。
良質な幻想サスペンスえっちげーむ。
メルヘンちっくなヒロインたちを取り巻く幻想的な環境。
その裏で繰り広げられる淫靡な宴と病院の謎。
そういった設定に惹かれる人なら
購入して裏切られることはないと思います。
ライアーなのでUIは少しもっさりしていますが、
それを補って余りある独特な雰囲気を楽しめる作品でした。

いやもちろんUIも良くなった方がいいんですけどね。
なんかもうこのもっさりとした動作すらも
雰囲気作りに一役買っているように感じてしまうのは
それだけこの作品に飲まれているからかもしれません。

テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム

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