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『信玄の軍配者』富樫倫太郎 感想
信玄の軍配者信玄の軍配者
(2010/12)
富樫 倫太郎

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未だに謎の多い武田家の軍師・山本勘助。
あえてそんな彼を主人公にすることによって
歴史小説としての面白さを追求したのがこの作品です。

読み始めてから知ったのですがこの作品、
北条家、武田家、上杉家それぞれの軍師を主人公にした
シリーズ物の2作目に当たるんですね。
とはいえ、ある程度歴史を知っている人なら
この作品から読み始めても特に問題はないかと。

戦国を代表する三つに家の軍師が友人同士で、
いつか戦場で出会うことを約束するという設定は熱い。
こういう成り上がって再会する話は大好きなんですよね。
自分の仕える家より友情を優先する身勝手さも好き。

山本勘助のキャラも醜い容姿のせいで差別され
ひねくれてはいる物の、根はいい奴なので好印象です。
ただ、全体として見ると軍師としての活躍よりも
武田家に潜り込むための冒険や諏訪御料人への
ご機嫌取りなどの方が目だっていたような感もあり。
物語としては面白かったんですけど、
タイトルに冠しては若干偽りありという感じでしょうか。

とはいえ他2作が気になる面白さだったのは確か。
上杉家の方は手元にあるのでこれから読むことにします。

テーマ:歴史小説 - ジャンル:小説・文学

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