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『シルヴァリオ ヴェンデッタ』 感想
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lightの昏式ラインの方の新作燃えゲーである
『シルヴァリオ ヴェンデッタ』の感想です。

うん、面白かった。
いつもの昏式ラインと言えば分かる人には分かるかな。
適度に熱くて面白い優等生的燃えゲーだったと思います。
ただ、これもまたいつものことなのですが、
自分の中では名作燃えゲーには一歩届かずという感じ。
期待通りではあったものの期待以上ではないんですよね…。
まあこれはVermilionが自分に合い過ぎたせいでもありますが。

とはいえ、繰り返しますけど面白かったです。
英雄に対する凡人の逆襲劇を見事に描き切っていましたし、
戦闘てんこ盛りでどのキャラも見せ場満載でした。
更に男連中がしっかり意地を見せてくれたのも嬉しいところ。
特に総統、マルス、アスラはかなり気に入りましたよ。
アスラの戦い方はお馬鹿ですけど憧れますし、
マルスの立ち回り方は悪役として凄く美味しくて憧れます。
総統はあそこまで行くとアスラとは別の意味で馬鹿でしょう。
しっかりと最後まで「英雄」を見せてくれたのはお見事でした。

自分のクリア順はミリィ→チトセ→ヴェンデッタ。
ヴェンデッタルートは話の内容的にラストがいいでしょうけど、
他の二人に関してはどっちを先に進めてもいいかな。
ミリィルートは凡人ルート、チトセは銀狼ルート、
ヴェンデッタはゼファールートという感じでしょうか。
話の盛り上がりの順番もこんな感じで、チトセルートでも
ラストでいいんじゃないかと思うぐらい盛り上がります。
チトセは体験版の印象ではヤンデレかと思ってましたけど、
実際プレイしてみると飴と鞭を兼ね備えたいい女でした。
完璧主義者が一度挫折を知って成長すると
本当に完璧超人になってしまうとはたまげたなぁ。

ヴェンデッタルートは色々とぶっ飛び過ぎ。
総統はこれでもかとばかりに英雄っぷりを発揮しますし、
他のメンバーも根性見せまくりでテンション上がりますわー。
どいつもこいつも限界なんてなんのそのって感じですね。
前作EAよりもいい意味で暴走気味だったような。
EAは話の規模が小さかった分、纏まりが良かったですけど、
やっぱり燃えゲーはハチャメチャな方が爽快感がありますね。
なんかもうやりたい放題なので笑いながら燃えてました。

演出では音楽が頑張っていたと思います。
コーラス入りが多かったですし主題歌の使い方もナイス。
でも一番印象に残ったBGMは高天原なんだよなぁ。
クリア後も頭の中に残っててヤバイ。ちょっと中毒。
戦闘演出は相変わらずエフェクト頼りという感じで、
派手ではあるものの、マンネリ感があるのも確かです。
マブラヴやFateが出たときは驚いたものですが、
あれ以降はなかなか新しい見せ方がないですね。
まあ挑戦できるメーカーが少ないので仕方ないですが…。


まとめ。
燃えゲーとしては安定、安心の出来。
流石に大作というまでの規模はありませんが、
手持ちの札をしっかり使い切って終わった良作だと思います。
ただ、逆に言えば作品の作りに余裕がないわけで、
登場人物が重要人物ばかりになってしまい
ちょっと忙し過ぎる印象を受けてしまったのも確かです。
しっかり活躍するキャラを活躍させた上で、
活躍しそうで活躍しない使い捨てキャラがいた方が
作品としては幅が出たかもしれません。
もっとも、こういうキャラがいたらいたで
もっと活躍して欲しいと思うのかもしれませんけどね。

ともあれ、今回もしっかり楽しませていただきました。
ダメ男VS英雄という纏めにくそうな設定を見たときには
結構不安でしたし、思っていたのとは違う結末でしたけど、
ここまで突っ走った終わり方なら不満は少ないです。
このラインの次回作(多分来年?)にも期待しています。

以下ネタバレ多めの感想。
英雄たるもの、合体ぐらい出来て当然!

かどうかは知りませんが、あの展開には噴きました。
総統もカグツチ仲良過ぎでしょ。
ほんと、この二人にとってはお互いだけがライバルで
ゼファーなんて最後まで眼中になかった感があります。
強敵が現れたから手を組むとか主人公サイドのやり方でしょう。
そんな化け物二人を空気を読まずぶっ飛ばずゼファーたち
という展開だからこそ面白いんですけどね。
英雄二人の覚醒のバーゲンセールにもめっちゃ笑いました。

マルスも思っていた以上にいいキャラでしたね。
自分も途中までは一本筋の通った武人だと思っていましたし、
あんにゃろうの口先に見事に乗せられた感があります。
こういう人をバカにした悪役、ホント好き。

アスラと爺の関係も良かったです。
爺さんが若い頃あんなんだったと思うと微笑ましいです。
ヴェンデッタルートでの共闘も熱かった。
まさか師弟ポジションをこの二人を持っていくとはなぁ。
ルシードはミリィルートでは微妙な感じでしたけど、
ヴェンデッタルートでは根性見せまくっててこれまた熱い。
やれば出来る友人キャラだと信じてたぜ。

ゼファーは戦闘面については良かったんですけど、
ヴェンデッタ関連についてはいまいちだったかなぁ。
ヴェンデッタへの嫌悪感の理屈は分かるんですけど、
描写があっさりだったせいで盛り上がりに欠けたような。
嫌悪感自体もいつの間にか薄れていた感がありますし。
逆にチトセはかつての挫折からの克服が
ストレートに戦闘力に結びついていて燃えやすかったです。

しかしルネ山さん、好きな声優さんなんですけど
癖のある声なので連続で主人公を演じると
前作のキャラのイメージを引きずってしまうなぁ。
次は久々にライバルキャラで登場していただきたいかも。

テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム

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