手を出したものの感想を書き溜める場所
『マヨイヒツジの果樹園』 感想
公式はこちら
マヨイヒツジの果樹園
Namaageさんの同人ゲームである
『マヨイヒツジの果樹園』をプレイしてみました。

主人公は自称・真面目系クズである山田一郎。
胡散臭い学園に教師として赴任した彼は美少女生徒に囲まれ
キャッキャウフフの教師ライフを送ることになるのですが、
もちろんそんな平和な生活が続くはずもなく…。

という感じで、ディストピア系アドベンチャーと
名乗っている通り、学園の真実が明かされる辺りから
少し厳しいめのSFへとシフトしていくのがこの作品です。

体験版の感触は良かったですし、完成版での雰囲気や
ラストのオチも綺麗でしんみりしてしまったものの、
プレイ時間自体は短いのでサクッと終わったのは惜しい。
作品構成はトゥルーエンド1つ、バッドエンド2つという
形になっているのですが、どのルートもボリュームは少なく、
個別ルート的なものを期待すると拍子抜けするかと。
男も女もいいキャラばかりだっただけに、
もう少し色んな展開が見たかった気はします。

同人ゲームとしてはごく当たり前のボリュームですが、
この当たり前から更に一歩抜け出せるかどうかが
作品の掘り下げにかかっていると言っても過言じゃない。
特にこの作品の場合は根幹の設定は面白いですし、
それを個別ルートで広げていたら…と考えてしまいます。
ミンサールートとかもっとグッチャリしてると
私好みのドロドロルートになったと思うんですけどね。
まあ、良くも悪くも小奇麗な作品なので
そういう方向へは進まない気はしていましたさ。

お気に入りキャラはマツリさんとミンサーかな。
どちらも一郎との関係性に気が利いてて好きです。
特にマツリさんとの関係はオチまで含めて完璧でした。
ミンサーは分岐以降でもう少しグダグダやって欲しかった。
逆にキャセはキーパーソンではあるんですけど、
本編での活躍自体はそれほどでもなかったのが残念です。
マツリさんに食われてしまった感が強い。


まとめ。
サクッと読めるSF短編ノベルという感じ。
舞台に隠された真実からラストの捻り方まで
王道な感じで作っているだけに先は読めるのですが、
綺麗に纏まっているので読後感はスッキリしたものです。

もう一回りボリュームが大きければ…と思うのは
それだけ自分がこの作品を気に入っているからですね。
体験版のノリが合っていて、短編でも満足できる人なら、
サクッとDL購入してみるのもよろしいかと思います。

テーマ:レビュー・感想 - ジャンル:ゲーム

コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック