2014/05/01

『Love Sweets』 感想

公式はこちら。
Love Sweets -ラブ スイーツ- 応援中!
すっかりイチャラブメーカーと化している
MOONSTONEの新作『Love Sweets』の感想です。

……うん、色々と想像以上だった!

このゲーム、基本的に毎日朝起きて
学校に行って放課後にバイトするだけで、
最初から最後までそれだけで終わるんですよ。
そんな普通の日常の中でヒロインに惹かれていき、
告白して付き合うようになるというだけのお話。
あらすじに書くこともないぐらい内容がないです。

それなのに。
それなのに……最初から最後まで凄く楽しかった!

その原因はキャラの良さとテキストの切れ味。
主人公は作中で一緒にいて楽しい男という
評価を得ていますけど、これが本当にその通り。
ヒロインに対するリアクションがいちいち面白くて
これは好感を持ってしまうのも当然かなと。
かといってテンションが高いだけの男でもなく、
相手の様子をしっかり観察しながら頑張って
ヒロインと仲良くなろうとしているところも良い。
古今東西優しいと言われる主人公は数多くいますが、
他人への気遣いをこういう形で出せる男は少ない。
決して派手な活躍があるわけではないですが、
しっかりヒロインを支えるいい男だと思います。

ヒロインたちも文句なしに可愛かった!

奏絵はクール系かと思いきや実は感情豊かで、
無表情なまま剛速球なボケをぶっ放すのが面白い。
興味のないことには徹底的に興味がないんですけど、
これと決めたことには一直線な真面目キャラ。
そのクソ真面目さがボケに繋がっています。
もちろんこの真面目さが恋愛に向くと…。
プレイ中は変な笑い声が漏れること必至でしょう。
何気にかなり犬っぽいキャラだと思います。

幼馴染である結衣は主人公の上位互換。
主人公も口の上手さや器用さは大したものですが、
結衣はことごとくその上を行くから厄介ですね。
ただ、主人公にしても結衣の手の内は
知り尽くしていますし、やられっぱなしじゃない。
そんな関係を二人とも楽しんでいるのが羨ましい。
でも、もしそんな関係が崩れたら…?
ここでひと悶着あるゲームも多いのですが、
このゲームは二人が自重しなくなるだけでした。
もう夫婦とか超えてる気がする。

ハイテンション過ぎる馬鹿娘・櫛無。
いいなぁ、方言が出ちゃう娘、いいなぁ。
お馬鹿なんですけど他人の感情の機微に敏感で
立ち回りが上手いというある意味賢いタイプ。
自分が弄られることで空気を和ませるというのは
主人公の立ち回りに通じるものがありますね。
二人とも打てば響くタイプなので個別ルートの
軽快さは随一ですが、イチャラブ要素は少ない…
ということもなく、このルートも壁ドンでした。
いや、いつも通りの日常の隙間に差し込まれる
ちょっとした彼氏彼女アピールがね…たまらん!

バイト先のエースであるみなも先輩。
巨乳先輩らしく天然ボケっぽいキャラなんですが、
振り返ってみるとそれほど天然ではない…か?
マイペースではあるんですけど仕事に関しては
有能ですし、後輩教育もちゃんとしています。
軽い感じで付き合い始めたのかと思ったら
色々先のことも考えていますし、頼れる先輩。
ルートとしてはちょっと変わった方向に進むので
イチャラブは控えめなのですが、先輩のキャラを
考えると、この方向もありだと思います。

主人公を狙う肉食系妹・伊織。
割とエロゲではよくいるキャラなんですけど、
この手のキャラにしてはスペックが低いかな?
オタクでコミュ障ですし引き篭もり気味ですし
妹であるということぐらいしか売りがないような。
……しかしそれで一点突破するのがこの娘。
だって妹だよ?生まれたときから一緒なんだよ?
この絆の強さは幼馴染にだって負けませんぜ。
近親の問題点はほぼスルーされていましたけど、
これだけラブラブだとそれを言い出すのも
すっごく場違いに思えて素直に祝福したくなる。


まとめ。
体験版が気に入ったなら買うべき。
テキストの切れ味は最後まで健在ですし、
後半のイチャラブの破壊力は素晴らしいです。
久し振りに萌え転がるという体験をしたような。

大きなイベントはほとんどないのですが、
これだけ日常シーンが面白くて萌えるのなら
イベントの方がむしろおまけじゃないでしょうか。
ただ手を繋ぐだけでも壁を殴るぐらい萌えますし、
こういう日常の積み重ねがまったりしつつも
面白い独特の雰囲気を出していたのではないかと。

一歩間違えればダレそうな内容なのに
最後まで楽しく読ませてくれたのはお見事。
いわゆるシナリオゲーとは対極の発想ですが、
これもまたエロゲの究極の形だと思います。

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