2014/04/04

『恋する夏のラストリゾート』 感想

公式はこちら。
PULLTOP LATTE『恋する夏のラストリゾート』
PULLTOP LATTEの最新作である
「恋する夏のラストリゾート」の感想です。

この作品、体験版の感触は良かったのですが、
FDとの同時発売という売り方に疑問があって
購入しようかギリギリまで迷ってたんですよね。
やっぱりこういう分割商法をされると
単品では未完成なのか?と疑ってしまいますし
買うのを躊躇った人も結構いるのでは?
個人的にはデメリットの多い売り方だと思います。

ただ、作品自体の出来は問題なしでした。
FDなしでも話はしっかりと完結していますし、
シナリオのボリュームも十分なものでした。
まあ決して長いわけでもないんですけど、
少なくとも、未完成だったりシナリオが
短過ぎたりすることはなかったので、
そこが不安だった人は買ってもよろしいかと。

シナリオに関しては共通でドタバタしつつ
個別ではちょっとシリアスにヒロインの
個人的問題を解決するという定番の流れ。
体験版を触った感じではリゾートの振りをした
精神病院みたいな疑惑も少しあったのですが、
実際にはそこまで重くなることもなく、
普通のエロゲの範囲内でのシリアスでしたね。
さんごはちょっと重かったかな?

体験版の羽海なんかは結構危うい雰囲気が
あったんですけど、そこら辺に期待し過ぎると
拍子抜けすることになるかもしれません。
他のヒロインにも言えることですが、
崩壊する直前に救い上げるというのが基本。
ここまで来たらもう一押しして完全に
ぶち壊しても…という欲求が出てきますけど、
流石に萌えゲーではなくなりますからね。
そういう欲求は別の作品でってことでしょう。

基本的にヒロインたちとイチャイチャしながら
彼女らの問題を解決していくことになるので、
イチャラブシーンが結構多かったのは好印象。
特にピロートークが多いのは良かったです。
事後にダラダラしながら駄弁ってるのを見ると
こいつら仲いいなーと微笑ましくなりました。

まとめ。
なんだかんだで優等生な萌えゲー。
ヒロインは可愛いですし、主人公もそれなりに
個性を出しつつしっかりヒロインを支えています。
シリアスとイチャラブの割合も適度でしたし、
全体のボリュームもちょうどいい按配。
付き抜けた個性こそないものの、
体験版の雰囲気が肌に合った人なら
十分に楽しめる作品ではないかと思います。

以下ネタバレで各ヒロインについて。

○幸崎 羽海
立ち位置はメインヒロインではあるのですが、
シナリオ的には羽海本人の問題よりも
主人公の問題に焦点が当たっていたような気も。
もちろん、羽海と付き合うという点を通して
主人公の問題を見せているので、羽海自身の
影が薄いというわけではないのですが。

羽海自身はというと、体験版で感じた影は
どんどん薄まっていって、最終的には
可愛さだけが残ったという印象です。
この変化には若干の物足りなさはあるものの、
そんな彼女を守るために頑張ろうとする
主人公には共感しやすかったのも確かです。
かわいい彼女のために頑張る。
うむ、これ以上の説得力はないですね。

○津久見 さんご
親友である小波との付き合い方の話。
最初にこの娘のルートをプレイしたのですが、
思っていた以上に重くてビックリした記憶が。
無意識に小波を支配したがっているさんごとか、
さんごと小波のガチ喧嘩とかゾクゾクしました。

ただ、ここまでやるとやっぱりイチャラブ分が
薄くなるので、やっぱり他のルートぐらいの
バランスがいいような気がします。

○杵築 莉帆
割と読めなかった人その一。
基本的には無防備なんですけど、天然なのか
本当に心を許してくれているのか分からなくて
付き合うまでは悶々とさせられそうです。
付き合ってからも悶々とさせられるのですが。
分かってくると単純な人なんですけどね。

でもこういう人と付き合うと分かれた後も
ズルズルと肉体関係だけが続くんだろうなぁ。
莉帆自身の問題を解決するよりも
肉体関係に流されたほうが気が楽というか。
爛れた関係になってしまう気持ち、分かります。

○牧 汐璃
割と読めなかった人その二。
絵が消されていたのにはビクッとしましたけど、
比較的平和な理由だったので安心しました。
もしかしたら殺意でもあるのかと思った。
幼女のハイライトが消えるシーンも怖かったです。

莉帆とは別の意味で天然なんですけど
エッチに積極的なのは似ていますね。
でもこっちはそこまで爛れた感じがしないかな。

○狩生 渚
ただただひたすら可愛いお姉さんだった。

シナリオについてはないようなもんですね。
酒飲んで記憶が飛ぶというのも他のルートと
比べると微妙に雑な設定な気がします。

ただ、それが悪いというわけではなく、
可愛いお姉さんをひたすら愛で続けるという
このルートの趣旨にはピッタリなのかも。

○3P&ハーレム
分かっていましたけど完全におまけ扱いですね
不思議パワーでどうこうというのはお約束。
ただ、ハーレムが夢オチじゃなかったのは意外。
まあ夢オチは3Pでやりましたし、夢オチとは逆に
寝て終わるってのもありだったとは思います。

コメント

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小生はエロゲをするしか能のない、単なる通りすがりの者ですが、
石を投げたくなるやうな作品でしたな
期待してアペンドまで買った事を後悔
リゾートなのに海を泳ぐことすらせず、波打ち際はしゃぐだけ…だと…
個別シナリオもリゾート地でやる話し合いだったのだろうか
こちらは好意的には見られなかったなぁ

Re: タイトルなし

確かにリゾートである必要性は少なかったですね。
後半の個別シナリオで扱っているテーマは重めですし、
リゾートのイメージと合わなかった気もします。
リゾート設定で書き始めたのに重くなってしまったのか、
重いテーマを和らげるためにリゾート設定を追加したのか。

そこら辺はちょっとチグハグに感じられました。