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『特殊警備隊 ブラックホーク』福田和代 感想
特殊警備隊 ブラックホーク特殊警備隊 ブラックホーク
(2012/06/27)
福田 和代

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治安の悪化した近未来日本を舞台にして
要人警備隊ブラックホークの活躍を描いた一冊。

テーマがテーマだけにアクションシーンは
多いものの、それだけでなくSF的なギミックが
数多く出てくるのは福田さんらしいですね。
高度な情報共有システムと連携しての警備や
携帯端末、ロボットといったハイテク機器など、
少しだけ未来の光景を見ることが出来ます。
技術自体はもう10年もすれば届きそうかな?

格差が広がりまくった社会というのは
最近の近未来小説ではお約束の舞台設定か。
VIPに対するテロが日常茶飯事で対策のために
警備員を雇うのが当然という殺伐とした社会。
もちろんVIPといってもいい人も悪い人もいて、
警備員としては微妙な対応を迫られることも。
警護対象の本性を見抜けるかという
ミステリー的な要素があるのも面白いです。

今回の本では新米警備員・最上が
様々な事件を通じて警備員としての心構えを
得るところまでが書かれているのですが、
ライバル役である元親友テロリストは
顔見せ程度ですし、続編は出そうな気配です。
というか続編が出ないと消化不良です。
シリーズ物なら今後に期待ですが、
これ一冊で終わるなら設定が美味しいのに
強引に纏めたのが惜しいという感じでしょうか。

しかしブラックホークにクーガって
どっちもテロリストみたいな名前だなぁ。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

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