2014/01/05

『HHG 女神の終焉』 感想

あけましておめでとうございます。
さあ、今年もゆるりとやっていきましょうか。
ということでまずは新年一本目の感想をば。

公式はこちら。

ういんどみるの最新作にしてHHGのFDである
『HHG 女神の終焉』の感想です。

発売前の広報ではFDじゃないですよ的なことを
言っていたような覚えがあったりしますが、
実際プレイした感じとしてはやっぱり前作を
触っていないと100パー楽しむのは難しいかと。

ただ、キャラの大半が変わってることもあって
通常のFDより若干敷居が低いとは思います。
前作の知識はあった方がいいですけど
細かいところは忘れてても問題なしレベルか?
まあ、それでも前作をプレイした人以外には
勧めにくいですし、そもそもこの作品から
プレイする人がどれだけいるかは疑問ですが。

FDとして考えてもメフィスト以外の
ヒロインが入れ替わっているのが難しい。
個人的には、このHHGシリーズの最大の売りは
慢心主人公・久司朗と相棒であるメフィストの
コンビだと思っていますし、そういう人には
問題ないでしょうけど、逆に前作のヒロインに
惹かれているような人にはお勧めしにくいです。
多少でも出番があると思っている人には
その考えは甘い!とだけ言っておきましょう。

しかしそれらの癖の強さを乗り越えられるなら
十分に楽しめる作品であるのもまた確か。
久司朗メフィストコンビの軽快なやり取りは
相変わらず健在ですし、新ヒロインたちも
前作ヒロインに負けず劣らず可愛かったです。

前作での経験値があるおかげか、メフィストが
久司朗の慢心に対して前作以上に生暖かく
見守っているのは非常に面白い。
ここら辺はFDの強みが素直に出ていたかと。

ヒロインは各陣営に2人ずつと、前作の3人より
減ってはいるものの、日常会話自体は
むしろスッキリして回しやすくなったかも?
そのおかげか陣営を超えた会話も前作より多く、
会話のバリエーションも増えた気がします。
個別ルートについても、前作ではサブルートは
完全におまけだったのに対して、今作では
それなりに形になっていたのは好印象。
FDではあるものの、作品としてのバランスは
前作よりも良くなっていたと思います。

バトルやシリアスもそれなりにあるのですが、
そこはあくまで物語としての山場として
配置してあるって感じですかね。
ガチな物を求めると物足りないでしょうけど、
物語のスパイスとしては十分ではないかと。


まとめ。
個性的な主人公が中心なドタバタコメディ。
久司朗というなんちゃって悪役な面白主人公を
受け入れられるかどうかで全てが決まる。
これに関しては体験版で十分把握できますし、
ヒロインたちはどの子も可愛かったので
体験版が楽しめたなら安心して買える作品かと。

自分としては久司朗とメフィストコンビは
お気に入りカップルですし、彼らの活躍を
見ていてまた前作を触りたくなってきましたよ。

以下ネタバレでヒロイン感想とか。

○弥生学園
癒し系な撫子さんと弄り役である綾媛コンビ。
撫子は自分から動くタイプじゃないので
一歩間違えれば地味になりそうなんですけど、
弄りに対する反応がいちいち面白くて和みます。
何でも女子力で誤魔化されちゃいますし
正直、ちょろ子よりもちょろいと思います。

綾媛は撫子だけでなく久司朗も弄ってくるので
この娘が場にいるだけで会話が弾みますね。
ただ、綾媛ルートでは綾媛がデレ期に入ると
弄りがちょっと減っちゃうのが惜しかった。
あのキャラのまま付き合いたかったかも?

学園ルートでは『女神』がいるだけあって
他よりも重い雰囲気になっていた気がします。
あと、零月さんが意外と萌えキャラでした。

○エイプリル学園
もうやだこの変態姉妹…でも大好き。
ひたすら姉妹でセクハラしてくるだけあって、
日常会話のハイテンションっぷりでは一番か。
最初はフィアナが腹黒かと思ってたんですけど、
結局フィアナは普通にいい娘でエルアリアが
かなりの腹黒キャラだったという展開でした。

何気に妹の方がスタイルがいいんですけど、
フィアナが大らかな性格なのでスタイル関連で
あまり弄れなかったのはいいのか悪いのか。
後半、姉妹が敵対した際でも仲がいいのは
一本筋が通っていて好きですけどね。

前作ラスボスの『聖女』が出てきますけど、
今作ではむしろ救われる存在ということで
ただの噛ませボスにならないのは良かったかと。

○キサラギ魔道学園
天才とちょろ子コンビ。
サリーは姫乃とは別の意味でのクールキャラ。
ちょろ子は更にちょろくなった感じでしょうか。
ちょろ子のようなお馬鹿に見えても
しっかり気遣いの出来てる子は大好きですし、
ちょろ子のことを分かっているサリーもマジ天才。
シナリオ的には薬で鋼鉄乙女を手に入れるなど、
前作のネタバレもふんだんに混じっています。

サリーの3つの能力は前作プレイヤーにとっては
たまらない設定ですし、普通に戦っても強い。
ちょろ子の能力はかく乱系ですけど、
久司朗と組めば非常に便利に使える能力ですね。
そのおかげでプレイヤーからは使いどころが
読めてしまった面もありますけど。

こちらのルートでも『聖女』の存在はあるものの、
それよりも前作との絡みが多かったですね。

○葉月学園
ルートロック解除後の光理&メフィストルート。
光理の出番は多いものの、メフィストは
全ルートで出番が多かったので問題ない。
ラストもメフィストが持っていきますしね。

光理はあくまでこの世界の光理であって
本物の妹ではない辺り、まだ続編は作れそう。
これは真妹がシリーズのラスボスになるのかも?
今回の光理も純情乙女で可愛いんですけど、
メフィストの正妻っぷりが相手では分が悪いか。
メフィストはあの性格で押されると弱いのが
反則なんですよね…あざとい、さすが悪魔。

でもやっぱり久司朗とメフィストのコンビは
好きですし、また続編が出たとしても
この出来を維持してくれるなら買うでしょうね。

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