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『B.A.D. 10 繭墨は夢と現の境にたたずむ』 感想
B.A.D. 10 繭墨は夢と現の境にたたずむ (ファミ通文庫)B.A.D. 10 繭墨は夢と現の境にたたずむ (ファミ通文庫)
(2013/01/30)
綾里けいし

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B.A.D.10巻目の感想。

久々津と舞姫、雄介の一件が片付き
平穏な日常に戻った繭墨霊能探偵事務所。
そこへ久し振りに普通の依頼が訪れることに。

水槽に浮かぶ手の謎。
しかし繭さんが詰まらないと言った通り、
原因は異常者によるただの猟奇殺人でした。
これはこれで怪異と言えば怪異なんですけど、
いつもの怪異と比べると捻りのないオチ。
繭さんが興味なさげなのも分かります。

序盤からちょくちょく挿入される幻覚。
この時点では腕を移植されたことから来る
代償なのかと思っていたのですが…。

お次は土を掘る音のお話。
仲間うちでの枕投げにはほのぼのしました。
BADでは数少ない和み系名シーンでしょう。
しかし七海ちゃん、いい人っぽいですけど
家族ネタとか不穏な地雷が潜んでますね。
ここら辺の決着はちゃんと着くんだろうか。

懐かしい猫の話。
ここまで来ると夢と現の境界がますます曖昧に。
読んでいてクラクラしてきますね。
ここまで丁寧にやられると夢落ちも面白い。
最後に電話で断るという流れも良かったです。

そして最後は総集編。
今までの過去を回想しつつ現在に追いついて
目を覚ますという構成は上手く作ってるなぁ。
9巻で繭さんも騙されているのかと思ったら
そのこと自体も夢だったというオチでした。
流石は繭さん、これ以上なく頼れる上司やで。
逆に零代様はあんまり怖さを感じないなぁ。
キャラとしては個人の人格が見えている
あさとの方が深みがあって面白いんですよね。
とはいえ、本番はこれから。
今後の活躍に期待したいところです。

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

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