2013/01/31

『虚構推理 鋼人七瀬』城平京 感想

虚構推理 鋼人七瀬 (講談社ノベルス)虚構推理 鋼人七瀬 (講談社ノベルス)
(2011/05/10)
城平 京

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推理小説っぽいタイトルではあるものの
実際は論理による妖怪退治がメインなお話。

妖怪が起こした犯罪を現実の理屈で
説明することによって現実に落とし込み、
妖怪の存在理由をなくすという設定は面白い。
真実を論理立てた嘘で塗り潰すってのは
月見月シリーズと同じ発想ですね。
こういう詭弁合戦は結構好きだったりします。

表紙は美少女が書かれていたりして
一見ラノベちっくな印象を受けますけど、
キャラ造形もラノベちっくでしたね。
義眼義足のロリ大学生に不老不死な男、
そして化け物じみた精神を持つ黒幕。

特に主人公であるロリ大学生・岩永の
会話のノリは軽快で読んでいて楽しかった。
「ご希望なら端っこでまぐわってもいいですが」
には不覚にも噴出してしまいましたぜ。
彼氏である不死身男・九郎は基本的には
丁寧なイケメンなのに、岩永に対してだけ
毒を吐きまくるのも私好みな関係です。
こういう雑な関係っていいですわー。

しかしこうなってくると挿絵いっぱいの
ラノベの方が向いてた気がしなくもない。
まあ、文字数多いですしラノベだと
上下巻になってしまいそうな気がしますが。
もしくは辞書になるとか…。

面白かったしいかにも続きがありそうな
終わり方でしたけど、2年近く経っても
続きが出ないってことは単発なのかなぁ。
とりあえず控えめに期待することにします。

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