2013/01/31

『B.A.D. 5 繭墨は猫の狂言を笑う』 感想

B.A.D. 5 繭墨は猫の狂言を笑う (ファミ通文庫)B.A.D. 5 繭墨は猫の狂言を笑う (ファミ通文庫)
(2011/04/30)
綾里 けいし

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世間では10巻目が発売されていますけど
私はようやく5巻目を読み終わったので
何事もなかったかのように5巻の感想です。

前回で狐との決着は付いたか…と思いきや、
その後継者とも言える猫が現れたことで
再び振り回されることになる繭さん達。
この猫、狐ほど手が込んではいないものの、
悪質さで言うなら似たようなもんか。

前半は女学園という百合の園が舞台ですが、
ここでの事件がまたドロドロなんですよね。
女子高が陰湿だとはよく聞きますけど、
それを地で行く展開にうへぇっとなります。
彼女らと比べても繭さんの方が酷いですけど
サバサバしてるから気にならないのかなぁ。

綾は前回始末されたのかと思ってたら
普通にレギュラー化するんですね。
そしてごく自然に化け物を手駒にしてる七海。
この幼女…ほんま底知れんわ。
本当に人間なんだろうか。

新ライバルかと思われた猫のあっけない退場。
この展開は正直、かなり意外でしたけど、
その後の異界でのやり取りを見ると
ここで退場するのが適当だと思えてきました。
猫の境遇に対する小田桐君の怒りは分かる。
周りがもう少し手を差し伸べてやれば…
という何とも悔しさの残る結末でしたしね。

見開き挿絵にはゾクッとした。
口調や格好からすると彼女が初代様なのか…。
すごく…ラスボスっぽいです。
そして結局狐を殺せなかった小田桐君。
どう見ても後々辛い目に合うでしょうに…
あかん、やっぱこの人絶対ドMや。
普通ならこれで狐が改心するでしょうけど
この作品ではそれを信じられないのが怖い。

何だかんだで小田桐君を待っていてくれる
繭さんは優しい御方だと思いました(調教済

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