2013/01/27

『魔女は甦る』中山七里 感想

魔女は甦る魔女は甦る
(2011/05)
中山 七里

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長閑な田園地帯で発見されたバラバラ死体。
何故、死体は肉片レベルまで解体されたのか。
そしてその裏に潜む製薬会社の正体とは。

という感じでトラウマ持ちの刑事が
バラバラ死体の謎を追うサスペンスです。
主人公のトラウマは昔自分の仕事を優先して
目の前の子供を見捨てたということ。
刑事のトラウマとしては割とありがちかな。
家庭崩壊しているのも定番ですね。

主人公の相棒の刑事はミスリードを誘うため
出てきたんだと思いますが、妹の描写とかは
余計だったような気がしなくもない。
読んでいる間は特に感じなかったんですけど、
終わってみると浮いてたような気がします。
敵討ち設定はキャラを作りやすいでしょうけど。

犯人の正体は結構意外でしたね。
設定的にはホラーとSFのいいとこ取りかな。
終盤の展開はちょっと冗長でしたけど
緊迫感があって手に汗を握りつつ読みました。
ラストは…うーん、私は好きですけど
読後感はあまり良くないかな。
そういうところもホラー寄りなのかも。

前半はミステリー、後半はホラーという
ジャンル切り替えに付いて行けるかどうかで
評価が分かれそうな作品だったと思います。
私は前半も後半も楽しめたんですけど
全体を見るとちぐはぐだった気がしますしね。

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