2013/01/20

『B.A.D. 2 繭墨はけっして神に祈らない』 感想

B.A.D. 2 繭墨はけっして神に祈らない (ファミ通文庫)B.A.D. 2 繭墨はけっして神に祈らない (ファミ通文庫)
(2010/03/29)
綾里 けいし

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繭さんは嫌な奴カワイイ。
というわけでB.A.D.2巻目の感想です。

今回は文字を獣に変える水無瀬一族をメインに、
相変わらずどろどろな話が繰り広げられます。
連作短編なのは変わりませんが、1巻より少ない
4話分なので1巻よりはあっさりしていた印象。
文字や絵を使って使い魔を召喚するというのは
伝記バトル物では定番の設定ですね。

本筋はあっさりですけど2話と3話は重かった。
2話みたいな幼女飼育の話は気が重くなります。
1巻でも人間を飼育していましたけどやっぱり
おっさんと幼女を比べると幼女が重い(偏見
その嫌悪感を逆手にとって、雄介の壊れっぷりを
正義に見せるという流れはよく出来ています。

3話はね、七海がね、怖い。
明らかに動物虐待やってますよねこの娘。
動物ネタもこれはこれできついんだよなぁ。
外見は可愛い幼女ですが、今後救いがあるのか
それともぐちゃぐちゃな目に会うのか。
行く先が楽しみなキャラではあります(悪趣味
3話のオチはトンチっぽくて好きやわー。

白雪さんはこの作品のオアシスですね。
きっつい家庭環境の割りにまとも。
繭さんみたいな外道とは格が違います。
それ故にこの作品では無力な気もしますけど、
数少ない常識人枠として頑張って頂きたい。

そしてやっぱりブレない繭さん。
「神?」にビビる可愛い一面はあったものの、
今回も安定して傲岸不遜で毒舌家でした。
飴と鞭、というほど飴くれないんですけどね、
その距離のとり方が心地よいというか。
私が調教されてるだけかもしれませんが。
繭さんにやらしいことしたくなりますけど、
いざ繭さんを抱っこしても出来ないだろうなぁ。
小田桐君も想像の中ではぶち切れてますけど
実際はチョコ投げ捨てるぐらいですしねぇ。

そんな感じで相変わらず繭さんは邪悪でしたが、
話自体は1巻よりもマイルドになった印象。
白雪さんの癒し効果がマジぱねぇっす。
でも重いのは重いので好きなんですよねぇ。

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