2013/01/06

『月見月理解の探偵殺人』第4巻 感想

月見月理解の探偵殺人 4 (GA文庫)月見月理解の探偵殺人 4 (GA文庫)
(2010/12/16)
明月 千里

商品詳細を見る

月見月シリーズ4巻目の感想。
今回はあくまで完結編の前半という形なので
完全決着は5巻への持ち越しとなります。

タイトル名に冠されながらもここまでは
小道具扱いだったネット上の探偵殺人ゲーム。
しかし今回は完結編ということもあって
ついに重要な位置を締める展開になります。
負けたら命が失われるリアル探偵殺人ゲーム。
果たして最後に勝ち残るのは……。

とりあえず理解つえー。
理屈と詭弁のゴリ押しで流れを作るその手腕。
これが思考の瞬発力があるということか。
探偵殺人ゲームの覇者は伊達じゃないです。
ただでさえ手強いのに相手の思考を読む
フリズスキャルヴまであるから手に負えない。
この言葉責めの爽快感、癖になりそうです。

それに対して今回のれーくんの活躍は控えめ。
連理に上手くしてやられた感があります。
初対面の相手なのに警戒感が薄かったのは
交喙や水無月さんがいい人だったことで
ちょっと油断が生まれていたのかもしれない。

挿絵では包丁を持ってる交喙が可愛いかった。
宮越さんが包丁を持ってるのとは大違いやで。
一方で理解無双の挿絵は完全にギャグ。
いやまあ理解らしいっちゃらしいのですが。
煮魚さんは…うん、まあ、頑張れ。

今回は3連戦という濃い内容でしたけど
ルールも分かりやすくて読みやすかったです。
言葉責めによる攻防は見応えがありますし
なんだかんだでよく出来たゲームです。
でも妹との和解はちょっとあっさり気味かな。
まあ、もともとちょっとしたすれ違いが
こじれまくった結果なので誤解が解ければ
こんなもんなのかもしれませんけどね。

しかし残り一巻で終わるのが惜しいな。

コメント

非公開コメント