2013/01/05

『月見月理解の探偵殺人』第3巻 感想

月見月理解の探偵殺人 3 (GA文庫)月見月理解の探偵殺人 3 (GA文庫)
(2010/08/15)
明月千里

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夏だ! 水着だ! 別荘だ!!

ということで月見月シリーズ3冊目の感想です。
この季節に読むもんじゃねーよなーと思いつつ
発行日を確かめてみたらちゃんと8月末でした。
こういうところは抜かりないなぁ。

舞台が別荘といえば殺人事件が付き物。
閉鎖空間での殺人という展開は前作と同じですが、
今回はれーくんが犯人サイドというのが新鮮。
前半では如何にして自分への疑いを逸らすか。
後半では誰に貧乏くじを引かせるかというのが
今回の物語の大きな目的になっています。
理解が脇に回ってれーくんが小細工と論戦を
仕掛けるというのも大きな特徴ですね。

理解以外の月見月が3人も現れた件。
どいつもこいつも一筋縄ではいかない
化け物じみた奴らでワクワクさせられます。
本編が5巻完結で全員出ないのが本当に惜しい。
もう少し続いても良かったのにな。

日常の掛け合いは相変わらず楽しかったです。
理解と交喙のぷち修羅場は今回も健在。
挑発的な理解と冷静な交喙の対比はいいなぁ。
胸の大きさはどっこいどっこいなんですけどね。
カラー絵の二人の水着姿は凄まじく可愛いです。

でも理解に友達がいないと思ってたれーくん酷い。
いや分かるんですけど。凄く分かるんですけど。
しかし今回の最後では理解もちょっとデレた感が。
れーくんも水無月さんも凄くいい人ですし、
流石の理解も少しずつ影響されつつあるのか。
それを素直に出せない理解がこれまた可愛いです。

二巻に続けてどんでん返しの方向は好み。
やっぱりれーくんと理解はいいコンビやわ。
そして宮越さんを交えながら次の巻への
布石を配置したところで次回へ続く、と。
やっぱりこの作品の厳しそうでありながら
どこか甘い雰囲気が凄く好きなんですよねー。

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