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2018/07/29

『宿星のガールフレンド夕里編』 感想

公式はこちら。
mirai『宿星のガールフレンド』7月27日発売!
miraiの新作、『宿星のガールフレンド』の感想です。

今回の作品は3部作の1作目。
正直、分割作品って悪いイメージがでかかったのですが、
この作品についてはブラボー!な出来でした。
廉価ゲームとしても1ルートとしてもボリュームは十分ですし、
シナリオとしてもこれだけできっちり完結しています。

分割作品で一番の不安点だった前座ヒロイン臭が
ほとんど感じられなかったのは良かったですね。
謎が残りまくったまま終わられるのは本当に萎えます。
今作も後続ヒロインの方が話がでかくなる可能性はありますが、
それでもあからさまな未完ENDではないなら許容範囲。
プレイ後の不完全燃焼感がほとんどない作品でした。

シナリオの内容も満足度が高かったです。
魔法少女物なのでシリアスやバトルはあるものの、
あくまで主人公とヒロインの関係を深めるスパイスであって、
基本的にはテンポのいい会話の飛び交うラブコメ。
同居人として少しずつ関係を深めていき、
付き合い出してからはひたすらイチャラブするという
エロゲーとしての基本がしっかり抑えられていましたね。

この作品の一番の魅力はヒロインである夕里でしょう。
ネアカでお馬鹿で天才という属性を持つ夕里ですが、
シナリオの方もひたすら彼女の可愛さでゴリ押しする流れ。
挫折知らずの天才故に打たれ弱いところもありますが
そこは主人公が持ち上げてあげればすぐ立ち直りますし、
誉めてくれる主人公にベタベタ懐くところは凄く可愛いです。
普段は主人公のことを凡人凡人と茶化すくせに
主人公のことを好きだという気持ちは明言するので
弄られているにもかかわらず爽快感があるんですよね。
序盤では男嫌いを公言していた夕里が
終盤ではごく自然に結婚を考えているのはとても感慨深い


あと、主人公と夕里の相性も良かったです。
自分のことを凡人と思いつつも努力を怠らず、
夕里の才能を認めてそこを誉めることは躊躇わない。
かといって決して夕里の言いなりなだけではなく
助言やツッコミはしっかりこなすというのは地味だけど良い。
今作のテンポのいい会話は二人がいてこそでしょう。
縁の下の力持ちとしてヒロインを生かせる良主人公でした。


まとめ。
完全に予想をいい方向に裏切ってくれました。
もともと夕里というヒロインは好きだったものの、
分割作品の1作目として微妙な扱いになるのかという不安が
かなり大きかったのですが、完全に杞憂でしたね。
最初から最後まで夕里は可愛かったですし、
良いイチャラブを見た後特有の充実感があります。
最近は年のせいで枯れ気味だったのですが、
久々に「同棲イチャラブは良いぞ…」と思える作品でした。

3部作とはいえヒロインの好みでは夕里一強だったので
夕里編のみ購入する予定だったのですが、
この出来ならマーヤ編も楽しめそうなので購入予定に変更。
作品の良さで掌を返させてくれるのは大歓迎なのです。