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『茜色の境界線』体験版 感想
公式はこちら

ALcotハニカムの新作である
『茜色の境界線』を体験してみました。

ハニカムといえば基本的には萌えゲーを出しつつ
その影でこっそり伝奇ゲーをいくつか出してたりしますが、
今回の作品も伝奇ゲー寄りになっています。
個人的にハニカムの伝奇ゲーは微妙だと思っているのですが、
今回の作品もその例に漏れずいまいちな感じでした。

体験版の流れは普通の学生が妖狐との出会いをきっかけに
タタリとの戦いに巻き込まれるというものですが、
日常パートが妙にダラダラしてるんですよね。
日常が崩れる展開をやるために日常パートが必要なのは
確かなのですが、特に主人公が面白いわけでもなく
会話が凝っているわけでもないので読むのが辛かったです。
男親友は悪い意味でやかましいですし。

かといって非日常パートがいいかというとそうでもなく、
やたらと思わせぶりなセリフで引っ張った末に
盛り上がりない展開が待っているというのがなんとも。
巴も霞も大口叩いている割にアッサリ敵に出し抜かれるので
二人が凄くお間抜けに感じられちゃうんですよね。
普通だと初バトルではある程度見せ場があるものでは?
そのせいで敵の凄さもいまいち伝わってこなかったです。
雑魚を倒すシーンぐらい入れても良かったような。

バッドエンド後にループするというのも
今となっては有り触れたオチで意外性は少ないですね。
だからこそ、そこに至るまでの積み重ねが大事なのですが、
今回はループするまでの積み重ねが少な過ぎて
凄く淡々とループしているような印象を受けました。


まとめ。
一言でテンプレ作品といっても良し悪しがありますが、
この作品の場合は悪い方のパターンではないでしょうか。
あらすじだけ見ると無難な感じなのですが、
意味の薄い日常パートがダラダラ続くかと思えば
肝心なところはあっさり流されたりするので
読んでいる側としてはどこで盛り上がればいいのやら。
作品との呼吸が合わないと読んでいて疲れます。

情報を出し惜しむループ物といえば
最近プレイした『9-nine-』もそうでしたけど、
あっちはまだ日常パートが面白かったから救われてましたね。
でもこちらは日常シーンでギブする可能性が高いので
ひとまず6月の候補からは脱落です。

テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム