2017/03/28

『ニュートンと林檎の樹』体験版 感想

公式はこちら。
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新興メーカーLaplacianの2作目である
『ニュートンと林檎の樹』を体験してみました。

かの有名なニュートンのいた時代にタイムスリップし、
そこで歴史を修正して現代に戻ってくるゲーム。
と言われても正直、エロゲーとしてどんな作品になるのか
さっぱり分からなくて不安しかなかったのですが、
いざプレイしてみるとなかなかどうして、
テンポ良く進む物語に夢中にさせてくれる作品でした。

主人公と幼馴染がタイムスリップする、というところまでは
あらすじ通りなんですけど、そこからの展開が面白い。
住むところを探したり未来人だとバレないように振舞うという
基本的なところはもちろん、謎の天才ラビとの絡みや
万有引力が消えることでの世界への影響など、
次から次へとイベントが起こって最後まで飽きさせない。
体験版の最後もいい感じで先が気になる終わり方でしたし、
今のところ純粋に物語として面白いという感じです。

しかしその反面、物語の先が気になったせいで
ヒロインのインパクトが薄れてしまったような印象も。
出番の多い幼馴染の四五、テンション高いラビはともかく、
アリスと春は今のところあまり活躍できていません。
メイドさんの方がまだ目立っていたぐらいです。
とはいえまだまだ物語は序盤ですし、今後の活躍に期待。
物語の鍵となるであろうアリスはともかく、
春はどう生かしてくるのか気になるところですね。

あと細々と気になったところ。
日常テキストはシモネタ多めでしたけど
物語の流れを阻害するほどではないちょうどいいバランス。
ヒロインの貧乳、巨乳が半々というのもバランスがいい。
四五の薀蓄ムービーは新鮮な演出ですね。
ダラダラ喋られるよりは薀蓄に興味が持てます。
主人公の科学への逃げ腰な姿勢はイラッとさせられますけど、
タイムスリップという異常事態への適応力は高めなので
読むのが苦痛というほどではなかったです。


まとめ。
素直に先が気になる作品でした。
こういうタイムスリップ系の作品といえば
初手から壮大な設定を感じさせるものが多いのですが、
この作品はニュートンという着眼点が新鮮でしたし、
そこから話を丁寧に広げているところも好感を持てます。
このまましっかり広げてしっかり畳んでくれればいいのですが…。

ここ最近の体験版はあまり惹かれる物がなかったのですが、
久々に気になる作品に出会えてちょっと嬉しかったり。
今のところ4月の有力候補です。