2016/05/31

『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』第12巻 感想


完結です。

ここまで12巻。
本編が6巻だったことを考えると随分長かったですね。
話のテンポも巻数相応という感じでしょうか。
本編は話も分かりやすくてテンポが良かったのに対して、
ゴーストの方はどこかふんわりゆったりしていた印象です。
改めて本編は少年漫画として傑作だったなと。

しかしかといってゴーストが面白くなかったわけではない。
蛇足的な雰囲気が漂っていたのは確かですが、
表ストーリーであるVガンダムのどこか陰鬱な空気と
クロボン特有の青臭さが妙な混じり方をしていて
これはこれでなかなか楽しめる物語でした。

ラストバトル、地球を救うための決戦であるのは
本編と同じなのですが、本編の盛り上がりと比べると
どこか冷たいものを感じるのはキゾ中将のキャラのせいか。
ドゥガチは執念溢れる悪役らしい悪役だったのに対して
キゾはそこまでのものを感じなかったのが原因かな。
ミダスの能力もどちらかというと地味な感じで、
今までの総統機やサーカスのような
ビックリドッキリメカと比べると物足りなさがありました。
ラストバトルでディビニダドが出たのは熱かったですし、
他のサーカス戦で十分楽しませてもらいましたけどね。

しかしこの終わり方だとまだ外伝作れそうだなぁ。
正直、クロボンはもういいかなと思っていたのですが
UC168という未知のの世界が見られるものなら
見てみたいと思うんだから我ながら現金なもんですね。
まあここまで来たらどこまでも付き合いますぜ。