2015/11/30

『コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜』第9話 感想

第9話「果てしなき家族の果て」

神化16年。
戦争中に1人の日本人が米軍の捕虜になるところから開始。
昭和16年の日本人捕虜の話は僕でも知っています。

そして神化44年。
とある家族を監視している超人課。
この頃といえば自分はまだ生まれていないですけど、
それでも昭和というだけで懐かしさを覚えるのは何故なのか。
しかし44年ということは既に爾朗は離脱しているんですね。
離脱後の時代がメインになるのは始めてだっけか。

遡って神化42年。
爆発事故の連絡を受け現場に向かった爾朗は
現場からほとんど無傷で逃げ出す家族を目撃します。
これだけの事故で無傷なのは超人以外ありえない。
ジャガーさんはかつて彼らの正体に心当たりがあるようで、
大昔にも7人家族を目撃したことがあるようです。
ジャガーさんの過去が垣間見える数少ないシーンですね。

戻って神化44年。
7人家族の父親役は米軍で捕まり人体実験されているらしい。
おのれ米軍…という気持ちがなくもないですが、
実際、不死の超人がいたら実験したくなるのも分かる。
そんなときに米軍から解放された父親役が帰還。
そして米軍の対応を怪しむ超人課の予想したとおり、
港では胡散臭いコンボイが動き始めます。
パーツ1とか明らかに合体するヤツだこれ…。

家族を監視するジャガーさんの前に現れた爾朗。
既にこの時点ではまったく超人課を信用してないんですね。
ジャガーさん、思ってたより温厚な対応だなー。
爾朗はこの時点では反抗期程度にしか思われてないっぽい。
そして監視していたのがバレバレだったっぽい超人課。
まあ基本的にゆる~いメンバーだから仕方がない。

ついに現れた合体ロボットに対して無力な輝子と風郎太。
ってやっぱりオプティマスプライムだこれ。
エクウスは破壊されたのか持ってきていないだけなのか…。
笑美の召喚した大妖怪も倒され超人課には打つ手なし。
妖怪が科学技術に負けるのは何とも寂しい気分。
こうして妖怪たちは幻想郷入りしていくのか…。

結局、一家はロボットによって溶かされ、
目的を果たしたロボットは自壊。
しかし一家は何事もなかったように復活し、
家族揃ってどこかへ去っていくシーンで終わりと。
彼らが超人かといわれると迷うところですが、
何かと言われると的確な日本語が思い浮かびません。
しかし超人課の面々、親父もジャガーさんも笑美も
爾朗のことをちょっと家出しか程度にしか思ってないのが
凄く微笑ましかったですね。

今回は辻真先先生の脚本でしたけど、
サザエさんワールドをSFとして再構築しつつ、
コンレボ世界の物語も進めるという見事な内容でした。
80歳を超えてこれだけの本を書かれるそのセンスと若さには
ただただ感服するしかありません。