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『Magical Charming!』 感想
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今更ですが、Lump of Sugarの旧作である
『Magical Charming!』をクリアしてみた感想です。

体験版を触った当時は期待よりも不安が多かったので
結局購入しなかったのですが、実際にクリアしてみると
なかなかどうして、予想以上に楽しめる作品でした。

この作品の最大の特徴がクロノカードシステム。
エロゲでよくある用語登録機能をちょっと弄ったシステムで
用語がカードとして手元に残るというシステムなのですが、
このカードがそのまま選択肢として使えるのが面白い。
とあるルートで手に入れた用語を別ルートで使うことで
話を進めたり、阿呆なバッドエンドを開拓したりできます。
このシステムのおかげでノベルゲーであるにも関わらず
経験値を重ねているような感覚を持つことが可能。
結果的にクリア時の爽快感にも繋がっていると思います。
トゥルールートでの生かし方も素晴らしかった。

シナリオのノリは基本的にはドタバタコメディ。
話の大筋やイベントには目新しいものが少ないのですが、
主人公が割とおバカなことと、前述したクロノカードによる
選択肢がなかなかぶっ飛んでて退屈させられません。
バッドエンドが豊富なだけにその方向性も多様極まっていて、
時にはライターの正気度を本気を疑ってしまうものも。
トンデモバッドエンド好き(いるよね?)にとっては
久々に評価に値するゲームに出会えたような気がします。
地雷選択肢を踏むのが大好きな人にはオススメ。

弱点はステディモードの弱さでしょうか。
このステディモードというのはヒロインたちと
恋人になってからの生活を描写しているのですが、
この作品最大の売りである選択肢の多彩さがないだけに
パワーダウンしているのがヒシヒシと実感できます。
もちろんヒロインたちは可愛いですしイチャラブにしても
かーなーり甘いんですけど、それでも物足りない。
もっとも、これはヒロインとくっつくまでが
色々と面白かったことによる反動とも言えるのですが…。


まとめ。
エロゲにおけるシステムの可能性を見せてくれた良作。
様々なルートや選択肢を試してクロノカードを手に入れ、
新たな結末を切り開くというプロセスが心地良いです。
このシステムを生かした多彩過ぎるバッドエンドもナイス。
テンポの良いハイテンションラブコメとして開始して
ステディモードでは各ヒロインとのイチャラブを見せつつ
トゥルーエンドで締めるという綺麗に纏まった作品でした。

テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム