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『秋霧の街』柴田哲孝 感想
秋霧の街秋霧の街
(2012/05/15)
柴田哲孝

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ハードボイルド探偵神山への今回の依頼は
新潟で起こった女性惨殺事件の真相究明。
ロシアンマフィアが暗躍する港町では
警察もあまり当てにすることが出来ず、
神山は真相に迫ることが出来るのか?

という導入なのですが。
神山といえば颯爽とポルシェを駆るタフな
男という印象ですけど今回は微妙ですね。
うっかりで捕まるのは間抜けでしたし、
女に助けられるのもみっともない。
女が神山に惚れる過程も雑でしたし。

リベンジ時もやはり女を当てにしてて
なんだかスッキリしない終わり方でした。
アクションだけでなく、調査の方も
最後まで黒幕の掌の上でしたしね。

ただ、相変わらず情景描写が細かくて
辛気臭い雰囲気が伝わってくるのはいい。
都会の隅っこの寂れた外人街というのは
ウロウロしているだけでワクワクできます。
次回はキャラの方も丁寧に使って頂きたい。

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