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『溝鼠 最終章』新堂冬樹 感想
溝鼠 最終章溝鼠 最終章
(2013/01/17)
新堂 冬樹

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エログロ小説「溝鼠」シリーズもこれで最後か。
ネタさえあればいくらでも続けられそうな
シリーズでしたけど、今回の最終章を見る限り
新堂さんが飽きてきたのかなと思ったり。

まず今回の主要人物である溝鼠の弟が雑魚。
登場時はいい感じで外道っぽかったんですけど、
中盤からは物凄い勢いでしょぼくなります。
溝鼠を相手にするというのに作戦も練らず
乗り込んでくるとかもうガッカリ過ぎて…。

対する溝鼠の方の切れ味もイマイチ。
まあ今回は相手が突っ込んでくるだけの
阿呆だったので作戦も何もないまま
ボコボコにして終わってしまったのがね…。
いつもだったらもっと陰湿な復讐作戦を建てて
じっくり反撃するところなんでしょうけど。

例によって変態行為が繰り広げられるのものの、
過去作品と比べると全体的にあっさり気味。
本自体薄いですし、ストーリも薄いです。
過去の悪行について同じような内容を
繰り返し書いているところも薄く感じます。

溝鼠は今回で終わりなんでしょうけど、
もしまた続きを書かれるとしたら次回作は
ドーンと分厚いのをお願いしたいところです。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学