2012/12/23

『黄雷のガクトゥーン』 感想

公式はこちら。
黄雷のガクトゥーン
ライアーソフトのスチパンシリーズ最新作、
「黄雷のガクトゥーン」をクリアしてみました。
いやまあなんというか。

色々と私のツボ突き過ぎるんですけどコレ!

という感じの作品でしたよ。
学園ヒーロー物兼年の差カップル物とか
ピンポイントで私を殺しに来てるで…。

学園に転校してきた自称72歳・テスラが
様々な怪異を力ずくで解決していくという本作。
主人公が経験豊富な超人ということもあって、
毎回毎回、事件を爽快に片付けてくれます。
学生の若いお悩みもバッサリ切り捨ててくれる
実に頼りがいがあって安心できる主人公です。

ヒロインであるネオンも可愛かった!。
普段は後ろ向きで愚痴っぽいかと思ったら
ある程度下がったところからのグッと粘って
最後の最後では絶対に譲らない強さがあります。
歴代スチパンヒロインと比べると凡人寄りですが、
頑張って物語に付いていく姿が健気です。
ムスッとしてるのにテスラ大好きなのも良い良い。
完璧超人(老人)であるテスラを落とすためには
これぐらい弱みを見せつつ、決めるところは
ビシッと決めるのがちょうどいいんでしょうね。
うん、いいコンビだ。

脇役も皆いい味出してました。
統治会とはもっと殺伐とした関係になるかと
思っていたんですけど、そこは学園物なせいか、
普段はあくまで学生レベルの敵対関係でしたね。
流石に戦闘はマジでしたけど、日常シーンでは
真面目さとゆるさがちょうどいいバランス。
まあこういう関係が成り立っているのも主人公が
絶対強者としてゆるがないおかげですけど。

シナリオは1話完結型で全13話。
序盤が長めで後半は若干短めに感じましたけど
全体のボリュームはいつもよりちょっと多めかな。
後半もう少し丁寧だったら満点だったかも。
それでも各話の締めでは盛り上がりましたし、
特に最終話の学園燃えゲーの王道的な流れには
涙腺が熱くなってブワワッとなりました。
あの展開は卑怯過ぎるわ…。
巨大ロボの出番が少なめなのは残念でしたけど
テスラさんは単体でも強過ぎるから仕方ないか。

まとめ。
非常によく出来た学園燃えゲー。
主人公でありながらハイスペック爺という
テスラのキャラには結構癖があるものの、
他主人公には感じられない頼りがいがあります。
テスラとネオンのラブコメは微笑ましいですし、
年の差カップルの王道的決着も素晴らしい。

一本道なのでエロゲ的には敷居が高いですが、
これはこれで良質の映画や漫画を一気に
読んだときに近い満足感がありますし、
純粋に物語を楽しみたい人にはお勧めかと。
属性的には学園ヒーロー物、強主人公、
ラブコメ、年の差カップル辺りになるかな。

以下、ネタバレ多めな感想。

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