2017/09/11

『恋愛教室』 感想

公式はこちら。
恋愛教室応援中!
UnN/Aのデビュー作である『恋愛教室』の感想です。

いやー、久々に爆死しました。
体験版の印象が予想外に悪くなかったので
化けるかなーと思っていたのですが、甘くなかったですね。
とりあえずダラダラとダメだった点を書いていきます。

まずはヒロインが4人しかいなかったこと。
人気投票でヒロインが決まると宣伝していたのに
第3回人気投票の結果が反映されないとは思わなかったです。
直前になっても公式ページで反応がなかったものの
1位のセドナルートはあると思っていたのですが甘かった。

次に個別ルートの短さ。
この作品、謎シリアスがないといえば聞こえはいいですが、
実際には個別ルート後半のシリアスに入りそうな場面で
突然スタッフロールが始まってエピローグが流れます。
そんな感じなので伏線らしきものは投げっぱなしですし、
ボリュームも通常のエロゲーのルートより短い。
それでいてヒロインが4人しかいないからどうしようもない。
この個別ルートの長さならヒロイン10人は欲しいです。

「恋愛教室」というタイトルの意味も薄かったです。
中盤で教室全体を巻き込んだ恋愛ごっこが始まったときには
「さあこれからが本番か…」と思ったものですが、
それがダイジェストで終わったのには驚愕しましたよ。
恋愛教室とはなんだったのか。
個別ルートになると他のヒロインの出番がなくなって
パワーダウンするという予想は見事に的中しました。
いや全然まったく嬉しくないですけど。


まとめ。
個別ルートの感想も書こうか迷ったのですが力尽きました。
彗ルートはまだマシでしたけど他はお察しということで。
ルートに入ると突然デレるステラはある意味面白かったですが。

企画を見た時点で面白そうだという気持ちが3割、
やばそうだという気持ちが7割だったので
当然の結果といえばそうなんですが、
それでもいい意味で予想を裏切って欲しかったです。
これなら最初から短めのルートをたくさん詰め込んだ
多人数ヒロイン形式にすれば良かったのでは。

ボリュームもシステムも褒められたものではないので
現時点ではまったくオススメできない作品ですが、
自分としては久々の爆死体験だったので
ちょっとスッキリした面もあったりなかったり。
最近は年のせいか比較的安全なゲームばかり買っているので、
たまにはこういう経験をするのもいいかもしれませんね。
爆死健康法、意外といけるのでは?(ないない
2017/09/08

艦隊これくしょん 2017年夏イベント感想

E-7甲を終わらせたのでイベントの感想とか。

今回の難易度選択は甲甲甲乙乙甲甲。
E-3甲で結構沼ってしまったので
前半の壁と言われていたE-4を乙で抜けてE-5も乙。
手間はかかるもののそれほど難しそうなE-6は甲を選択し、
甲11のためにE-7も甲でフィニッシュという流れでした。

E-3甲でもかなり苦戦したのですが、やはりE-7甲は別格で、
今となっては覚えているのはE-7のことばかりです。
まずギミックを解除するだけでも結構疲れましたね。
手順は多いですし編成の縛りも厳しくて1日潰れました。
ギミック解除だけでも1海域分の労力が必要なのでは。

ボス削りは比較的スムーズに行きました。
編成はひたすら機動部隊で突撃。
この段階では速吸は入れずに第二艦隊は
軽巡駆逐駆逐戦艦戦艦雷巡という打撃力重視の編成。
これなら開幕で生き残った相手がいてもそこそこ戦えるので
道中撤退はそれほど気にならないレベルでした。
戦艦が2隻いると第2艦隊打撃力が増えるのもいいですが、
敵の雷撃での大破撤退が減るのも大きかったです。

しかしラスダンに入ってからがイベントの本番。
第2艦隊の戦艦を抜いて速吸を入れると全然ダメで
Gマスでいきなり大破することも珍しくなかったです。
その後の潜水マスや3ダイソンでも大破しまくりですし、
比較的マシな空母夏姫マスでも油断は出来ません。

こりゃあかん、ということで早々に全員に女神を装備。
今回の編成では由良のみ穴がなかったので即増設。
今回は女神をガンガン使う覚悟を決めて
ようやくラスダンのスタート地点に立てるって感じですね。

あとはひたすらぶん回すのみ。
最初はGマスか潜水マスで大破すると撤退していたのですが、
大破進軍を繰り返すうちに意外と女神発動率が低いことが
実感できたので、最後の方ではGマスで大破しても進軍して
ボス戦の回数を稼ぐことを優先していました。
途中撤退するとキラを付け直すのがしんどいですし。

最終的には洋上補給16、ダメコン10を使ってクリア。
大破や中破が多い状況での強引な進軍が多かったですし
そこを削ればもう少し節約できたかもしれませんが、
ラスダンをクリアした際も霞が道中で女神復活、
暁ちゃんがボス戦で女神復活という女神頼りの進軍だったので
結果的にはガンガン使う方針を取って良かったかなと。
女神の付け忘れが怖くて何度も点検しましたし、
それでもたまに確信が持てなくなって撤退しましたけどね。
ラストを決めたのは大井っちの連撃。
最高レベルの艦娘が決めてくれるとテンションあがるわー。

今回のE-7甲はなんとかクリアできましたけど
今までとは違って完全に女神課金前提のプレイでした。
ほぼ無傷で道中を抜けられることがあるのは確かなので
女神なしでクリアできるという意見も分かるのですが、
その手間を考えると女神なしでやる気は起こらないです。
恐らくかつてないほど女神は売れてるでしょうし
運営側としてはウハウハなんでしょうけど、
今後の大規模イベントがこれ以上の難易度となると辛いなぁ。

それ以外での手間が増え過ぎているのも問題ですね。
今回のイベントは7ステージとは言ってもダブルゲージや
手間のかかるギミックが多くて非常にめんどくさい。
熟練度やキラ付け、連合艦隊に基地航空隊と、
1出撃ごとの時間も延びている状況ですし、
イベント全体にかかる時間が増え過ぎていると思います。
そろそろ戦闘スキップを実装するとか、
キラや熟練度前提の難易度調整をやめるなどの
抜本的な方針転換が必要になっている気が。
ここらで一旦シンプルなシステムに立ち返るのか、
それとも更に複雑化し時間がかかるようになるのか…。
次の大規模イベントが良くも悪くも楽しみです。
2017/08/19

企画『好きなエロゲを3つ挙げろ』

面白い企画に誘って頂いたので参加してみました。

『好きなエロゲを3つ挙げろ』

エロゲ歴が20年に近付きつつある割には
プレイ本数が少なめな自分ですが、
たまには昔を思い起こしてみるのも悪くないでしょう。
これが上位3作品だったら頭が痛くなるところですけど、
今回は好きな作品3つという緩めの縛りだったので助かった。
そんなわけで今回自分が選ぶにあたって重視したのは
好きな点について書きやすいかという点。
その結果、

Fate/stay night
ドラクリウス
恋する少女と想いのキセキ~Poupee de souhaits~


以上の3作品でいくことになりました。
いつも通りシンプルにサラッと語るつもりですが、
記事の性質上ネタバレが多めなので気にする方はご注意を。


■Fate/stay night
はい、言わずと知れた超人気作品であり、
エロゲーマーでなくても知っているアレでございます。
10年以上昔の作品でありながら今でも派生作品が出続け、
複数回のアニメ化、ソシャゲも大人気というその成功っぷりは
もはやエロゲ界のガンダムと言っても過言ではない(ないか?

この作品の好きな部分はルート構成ですね。
エロゲではルートロックのある作品は珍しくないですし、
ルートごとに明かされていく謎や、反転する敵味方関係というのは
他の作品でもやっていることですが、この作品のそれは特に好き。
セイバーやライダーの各ルートでの扱いの違いは、
燃えゲーのキャラとしては理想的なものだったと思いますし、
士郎の思想の変遷は3ルートあってこそ楽しめるものでしょう。
ちなみに本作で一番燃えたのはVSセイバーオルタ戦。
この微妙に歪んだ性癖に共感してくれる方もいるはず(多分
ちなみに最近FGOで丸くなってるオルタもそれはそれで好きです。

ループ物でなく3ルートが独立していたのも良かったです。
個人的には全てのルートが一つに収束するよりも、
お互いが決して交わらずに拡散していく作りの方が好き。
それぞれのルートで取り返しの付かない喪失があればより良し。
ループ物もよくプレイしますしプレイ中は楽しんでいるのですが、
やっぱエロゲは複数のルートが並立している方が好きなのです。


■ドラクリウス
さて、お次はエロゲーではよくある吸血鬼物。
流石にFateと比べるとマイナーではあるものの、
古参のエロゲーマーなら知ってる人はそこそこいるレベルかな?
ライターはグリザイアシリーズで有名な藤崎竜太さん。
藤崎さんのテキストはエロゲではトップレベルに好みなのですが、
この方の作品でどれを推すかとなるとドラクリウスを取ります。

この作品で好きな部分は、

ベルチェママーーーーーーッ!!!

はい、ロリママ吸血鬼であるベルチェさんでございます。
個人的には母性を感じさせるロリキャラって大好物なのですが、
ベルチェの良いところは父の使用人ってところなんですよね。
単に母性があるだけでなく立場的にも継母に近いですし、
ベルチェ自身も最初は主人公のことを愛する人の忘れ形見として
見ているので名実ともに母に相応しい存在と言えるのでしょう。
もちろんロリに母性があるだけでも萌えるのですが、
そこに父親との関係が混ざることでより甘味が増すのです。伝われ。

ベルチェに対してリカ、リアンという二大ヒロインの
凄まじい物分かりの悪さもお互いの魅力を引き立てていました。
二人がおバカだからこそベルチェの落ち着きが光りますし、
この二人にしても最初がアレ過ぎたことによって
終盤のかっこ良さの衝撃がブーストされているとも言えます。
総じて女性陣の描写にいちいちツボをくすぐられる点が多いので
今でもちょくちょく起動している作品です。


■恋する少女と想いのキセキ~Poupee de souhaits~
多分今回選んだ3作の中ではぶっちぎりでマイナーでしょうね。
ライターは某ライターさんの変名とも言われる近江谷宥さん。
多産であることもあって作品の出来が安定しない御方ですが、
直近の『初情スプリンクル』は良いラブコメ作品でした。

しかし今回挙げた「恋する(ry」はシリアス寄りの作品。
決して万人向けとは言いがたいこの作品のどこがよかったのか。
それはメインヒロインであるトワのルートの終盤の流れです。
最初はこれについて詳しく書こうと思っていたのですが
ごちゃごちゃしてしまったので端折って言わせていただくと、
要は主人公とヒロイン(人形)だけで隠遁する結末なんですよ。

これだけならそんなに珍しくないのですが、
ヒロインが主人公との心中願望を持っていたり
主人公がそれを全面的に受け入れてたり
他のキャラからそんな関係を気持ち悪いと責められたりと、
ラストに至る過程もなかなか黒く重く染まっていたのがナイス。

あと、エピローグも綺麗でした。
数年後には人形に宿ったヒロインの精神が経年劣化していて
かつての思い出をほとんど忘れてしまっているものの、
主人公への愛情だけは覚えているシーンは胸に刺さります。
こういう記憶が消えても想いだけ残ってるシチュはホント好き。
そんな感じで決して派手な作品ではないのですが、
物語の終盤に私好みの展開が群れを成して入ってきた結果、
好きな作品と言われてパッと思い浮かんでしまうぐらい
記憶に残っているという珍しいタイプの作品なのです。

以上で今回の企画記事は終了。
企画してくれたぐぬぬさん、誘ってくれたゆず茶さんには
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございましたー。

以下、今回の企画に参加している皆様の記事を貼ります。
それなんてえrg
そこはかとなくエロゲを綴る
気がつけば複数買い。
すときゃすてぃくす
悩むなら はじめてしまおう エロゲーマー
私情主義
Reverie Note -Egoistic-
御巫祭り(改)
Ossan Gamer Diary
飢えた鼠はエロゲを噛みぬ
おいしいデザートは最後に
よい子わるい子ふつうの子 2
立ち寄らば大樹の陰
買わぬ買わんの右往左往は浮き立つほどに浮き立ちて明け暮れないの物語
エロゲ価格相場を見守るブログ
ビビろぐ
2017/08/15

『初情スプリンクル』 感想

公式はこちら

安定して新作を出し続けているWhirlpoolの最新作、
『初情スプリンクル』の感想となります。
実は1週間ほど前にコンプしていたのですが、
性質の悪い風邪をこじらせているせいでこのタイミングに。
皆様も風邪にはお気を付けくださいませ。

さて、感想です。
エロゲーでは定番の淫魔能力に目覚めた主人公が
魔女を巡るドタバタに巻き込まれていくという本作。
作品のノリとしてはいつも通りのワルプルに近いのですが、
ラブコメとしてのバランスの良さは歴代屈指だったと思います。

これまでのワルプル作品…というか近江谷さんの作品は
前半はノリのいいラブコメが繰り広げられながらも
後半のシリアスで失速してしまうことが多かったのですが、
今回はその後半の扱いが上手かったことが好印象の原因ですね。

この手の作品でのシリアスの欠点としては、
作中では真面目な話が展開されていくにつれて
プレイヤーが冷めていってしまうというのがありますが、
今回は真面目な設定を見せつつも最後までドタバタコメディを
維持しているのでプレイしていて安心して楽しめました。

個人的にはこういう、コメディやイチャラブを維持したまま
話の規模大きくして盛り上げるパターンが好きなのですが、
どうにも深刻ぶってしまう作品が多いのが困り物です。
シリアスが似合う作品ならいいんですけど。

ヒロインが全員可愛いのも良かったですね。
どの娘もなかなかのめんどくささを持ちつつ
主人公との関係を少しずつ深めていく姿が描かれていました。
個人的に見ていて一番楽しかったのは羽月かな。
やたらと偉そうに見えて責任感の強さの人一倍ですし、
何気に作中では一番の苦労人だと思います。
強気と弱気を繰り返してめんどくさいのかと思いきや、
扱いさえ覚えてしまえばただただ可愛くなるのも素晴らしい。
個別ルートのネタもいい意味でしょーもなくてツボでした。
特に質問と分身ではニヤニヤしっぱなしでしたよ。


まとめ。
ドタバタコメディとしてはなかなか完成度が高い作品。
ヒロインそれぞれの個性をいい方向に掘り下げていますし、
ストーリー後半になってもドタバタコメディの形を崩さず
シリアスをほどよく綺麗に制御して着地させています。

体験版の記事でも購入した際の記事でも
後半の展開には期待していないと書きましたけど、
今回はいい意味で予想を裏切ってくれました。
こういう最初から最後までノリが変わらない作品だと
体験版が気に入った人にオススメしやすいです。
次回作もこういう方向でお願いしたい。
2017/06/13

『Chrono Box』 感想

公式はこちら

NO BRANDのデビュー作である『Chrono Box』の感想です。
軽くネタバレを含む内容なのでご注意を。

作品としては完全にシナリオ重視で、
ほぼ一本道のエログロサスペンスという感じでしょうか。
グロ自体はそれほどキツイ物ではありませんが、
それでもモツがばっちり見えたりするので
グロ耐性がまったくない人には厳しいと思われます。

基本的な話の筋はループを繰り返していくうちに
世界の謎が解き明かされていくというよくあるものですが、
一周が短くて次々繰り返すタイプなのでテンポが良いですね。
一周が長い作品だと序盤の記憶が曖昧になった頃に
ループすることもあるのですが、この作品では心配なし。
最初のキャラが整列してるシーンで前の世界との違いが
視覚的に分かる作りになっているのは良く出来ています。

少しずつ減っていくクラスメイトや黒い箱についての真相は
いい意味で予想を裏切る形になっていたので満足。
「今回の犠牲者はこの娘か…」と思いながら
女の子といちゃいちゃしてるシーンを見るのは楽しかったです。
核心キャラである屍の掘り下げに入るタイミングも絶妙。
ループに飽き始めたところで雰囲気が一転しますし、
全体の構成がしっかり練られていることを実感します。

ただ、期待はずれというほどのことではないのですが、
自分が何か隠し持っていそうだと期待していたキャラほど
本筋に関わってこなかったのは少し残念でしたね。
この期待していたキャラはイコール好きなキャラでもあるので、
結果的にキャラクター面ではそれほどハマれなかったです。
機会があれば無罪組でスピンオフを見てみたいですね。

しかしエロシーンが笑えるノリだったのは嫌う人も多そう。
イチャラブシーンはともかく、鬼畜エロシーンの方は
キャラの反応が面白くてギャグとして楽しんでしまいました。
シチュは酷いんですけどキャラの反応がそれ以上に激しい。
下品に叫ぶ系のギャグが好きな人なら楽しめるかもですが、
エロとして使えるかといわれると返答に困りますし、
もうちょっと抑え目でも良かったような気はしますね。


まとめ。
エログロサスペンスとして満足できる作品でした。
この世界に隠された真相についてはなかなか凝っているので
推理で完全に的中させるのは難しいとは思いますが、
設定としては面白くて新鮮な驚きが味わえました。

エロシーンは特殊なシチュが多くグロシーンも多いですが、
ここにも真相に繋がるヒントが隠されているのが面白いです。
単なる特殊性癖だと思っていたものが後半真相が分かると
あれが伏線だったと気付かせられるのは見事でしたね。
体験版をプレイして惹かれた人なら
期待を裏切られることは少ないのではないかと。

惜しむらくは、自分の場合はメインの屍も含めて
強烈に惹かれるキャラがいなかったので
何度もプレイするモチベが保てないってことですかね。
まだまだ見落としがあるでしょうし勿体無いとは思うものの、
こればかりはどうにもならんです。