2017/07/28

『アオイトリ』体験版 感想

公式はこちら

最近安定してきた感のあるPurpleSoftwareの新作、
『アオイトリ』を体験してみました。

本作の主人公は触れた相手を幸せに出来る能力持ち。
そんな能力もあって女学園ではモテモテで
相手が望むままにセックスしまくっていたわけですが、
そんな彼が吸血鬼の少女や自称・悪魔との出会いによって
自分を見つめ直す3日間の物語…というのが体験版の内容です。

今回の体験版では学園パートがほとんど存在しないため
ヒロインとしてはメアリーの独壇場になりますが、
その分、主人公とメアリーの掘り下げに集中できたおかげで
短編としては綺麗に完結した内容になっています。
メアリーの関しては今後やる事があるのか心配ですが。

主人公に関しては相手に幸せを与えるだけかと思いきや、
かなり万能な力を持っていることが明らかになったせいで
これからのストーリーが読めなくなりましたね。
まあ流石に世界を地獄に変えるみたいなことはなさそうですが、
設定的にはそれが実現できそうなぐらいでしたし。
この設定を個別ルートでどう生かすかは
ライターの腕に託されるというのが恐ろしいところです。

ヒロインの中で唯一ロックされているというあかり。
彼女の抱える歪みは体験版でも垣間見ることが出来ましたけど、
前作アマツツミのほたるを超えられるかはまだまだ未知数。
個人的に胸の大きさのせいであかりがほたるに勝つには
相当なインパクトが必要だと思っているのですが、
それだけの物を見せてくれるのなら良作間違いなしでしょう。
あとさりげなく言霊使いの話が出てたのは
前作プレイヤーならニヤリとする場面でしたね。


まとめ。
体験版だけでも短編としては綺麗に纏まっていて
購入候補としてはある程度期待はできる出来だったのですが、
自分的には今のところアマツツミとそこそこ差があります。
まあ、向こうはほたるのキャラがツボで
しかもメインヒロインという最高のシチュでしたけど、
今回は話は気になってもヒロインはあまり…という感じ。

体験版第二弾は学園パートがメインになるみたいですし、
そこでどれだけヒロインに萌えられるかによって
購入するかどうかを決めたいと思います。
2017/07/22

『BLADE×BULLET 金輪のソレイユ』体験版 感想

公式はこちら。
SkyFish 最新作『BLADE×BULLET 金輪のソレイユ』を応援しています!!
SkyFishのヴァルキリーシリーズの新作である
『金輪のソレイユ』を体験してみました。

今回は初っ端から人類が滅亡寸前ということもあって、
話の方もシリアス成分多めなバランスでしたね。
7人の戦乙女が最後の一人になるまで潰し合うというのは
今となっては特に目新しくない設定とはいえ、
やりようによってはいくらでも面白くなりそうです。

ただ、その方法が1戦ごとに対戦相手が決められる
タイマン方式っぽいのは微妙に感じました。
この手のバトロワ系の話でいつ仕掛けるか、
誰と手を組むかといった駆け引きが使えないのは惜しい。
このルールだと多人数バトルがなさそうなのも残念ですね。
もっとも、この手のルールが破られるのもお約束ですし、
今後の展開次第では化けるかもしれませんが。

キャラとして一番面白かったのは主人公。
丁寧語で飄々としてて快楽主義的な面がありながらも
非道過ぎる真似はしないという性格は
脇役の強キャラでは結構見るのですが、
主人公として使っているのは珍しい気がします。
相方のレギンレイブは真面目でおバカですが、
主人公との相性はなかなか良いのではないでしょうか。

他のヒロインについては今のところ
ヒロインというよりは脇役という印象が強いです。
これはストーリー重視で各自の萌えシーンが少ない弊害か。
ヨルはビジュアル的にも性格的にも好みですけど
体験版では人間モードが一瞬しか出ないのが残念。
まあそういう萌えシーンの代わりに
鬼畜エロシーンをぶっ込んで来るところが
いつものソレイユシリーズらしさではあるのですが…。


まとめ。
体験版はサクサク進めましたしそこそこ面白かったのですが、
フルプライスで買うとなると躊躇する感じですね。
ヒロインはレギンレイブ一強状態ですし、
話も先が気になって仕方がないほどのパワーはないです。
もう一歩、ヒロインの魅力を高めるか
話の爆発力を高めるかすれば購入候補に入るのですが…。
自分の中でSkyFishは毎回これぐらいの位置ですね。
2017/07/08

『お家に帰るまでがましまろです』体験版 感想

公式はこちら。
ま~まれぇど新作第11弾『お家に帰るまでがましまろです』
萌えゲーメーカーま~まれぇどの新作である
『お家に帰るまでがましまろです』を体験してみました。

内容としてはエロゲー定番ジャンルの一つである
洋菓子店を舞台にしたものになりますね。
これ系の話だと喫茶店の次に洋菓子店が多いような?
可愛いヒロインに似合う舞台だと言われると納得ですが。

行き倒れていた有能主人公が拾われて
居候先で活躍していくというのも定番の展開ですね。
エロゲーでも似た導入部の作品は色々ありますが、
漫画だと最近完結した「ハヤテのごとく」が思い浮かびます。

お話的には赤字経営な洋菓子店を再建するために
主人公を中心に色々な手段を模索していくわけですが、
基本的にそれほど意外性のある展開があるわけでもなく、
お店の知名度を上げて客を増やすという手堅い流れなので
読んでいてちょっと退屈に感じる部分も多かったですね。

主人公はよく動いているものの、小賢しく感じる場面も多く、
有能に見せようとして空回りしているように感じました。
ヒロインの好みでは汐がワントップかなぁ。
お姉さんぶっているロリっ娘で黒髪ロングとかポイント高い。
ロリ授乳手コキをぶち込んできたのは拍手を送りたいです。

とまあ、だいたいそんな感じだったのですが、
体験版最後の白い粉関連についてはやっちまった感が。
ここまで主人公に頼っていたヒロインたちが
逆に主人公を助けるというのをやりたかったんでしょうけど、
唐突な麻薬捜査は置いてけぼり感が半端ないです。
今後もこういう展開があると思うと安心できないですよ…。


まとめ。
喫茶店物としては定番でちょっと退屈な内容だったものの
汐狙いでワンチャンあるかと思っていたら、
最後の白い粉関連で突き落とされた感じですかね。
まさに謎シリアスという言葉が相応しい謎っぷり。
せめて洋菓子店とかキャラの過去を掘り下げる方向の
シリアスだったらまだ少しは納得できたのですが…。

この流れだと自分で購入することはなさそうですけど、
発売後に謎シリアスがどれぐらいあったかは調べたいですね。
2017/06/22

『アイよりアオい海の果て』体験版 感想

公式はこちら

老舗メーカーAXLの最新作である
『アイよりアオい海の果て』を体験してみました。

内容としては、いつも通りちょっと変わった舞台での
スローライフゲームという感じでしょうか。
船の上に町があるという設定は特に目新しくも無いですが、
それだけに受け入れやすいとも言えます。
眠っていた女の子を目覚めさせるという展開も
今まで数え切れないほど見てきた使い古されたものです。

しかし面白かったのはそこからアイドルというものを通じて
文化を掘り下げる方向に話が進んでいったこと。
文化がほとんど滅んでしまった船上生活において
これからどうやってアイドルをプロデュースし
文化を復活させていくかというのは興味深い展開です。

でもここからすごく面白くなりそうかというと微妙かなー。
農業や畜産やら漁業しつつ機械も弄ったりしながら
アイドルを助けていくという展開になるんでしょうけど、
体験版を触った感じでは主人公の行動に計画性が無いですし、
アイドル活動もシオンが邪魔してきそうな雰囲気が。
なんとなく小さな引っ掛かりが多くなりそうな気がします。

メインヒロインのアイのアイドル設定も難しい。
世間ではアイドルの恋愛について騒ぎになっていますが、
エロゲーでここらへんの設定は足かせになりかねない。
さらっと流してくれるならいいんですけど、
肝心なところでこのアイドル恋愛禁止設定が邪魔すると
なかなかイラッとさせられる展開になりそうです。
あとこの舞台設定だとアイドルとしてどうこうよりも先に
街角で歌いまくって歌というものを広げていった方が
いいのではないかと思ってしまいました。


まとめ。
だいたいいつものAXLという感じ。
このゆったりした舞台設定には引かれる部分があるものの、
引っかかる部分も多いので今回もスルーですかね。
スタッフ的にだいたいの出来が読めているので
体験版を気軽に触る分にはいいのですが、
製品版に手を出すにはあと2歩ぐらい何かが欲しいです。

本当に代わり映えしないので謎の安心感はあるのですが…。
2017/06/10

『恋愛教室』体験版 感想

公式はこちら。
恋愛教室応援中!
UnN/Aのデビュー作である『恋愛教室』を体験してみました。

このゲームの特徴はキャラやお話ではなく
投票の結果によってヒロインを選ぶという企画方針。
個人的にこういった企画はあまり好みではないこともあって
今回の体験版もあまり期待せずに触ってみたのですが、
なかなかどうして、意外と楽しめる内容でした。

去年まで女子校だった学園に主人公が転校してきて
ハーレム状態になるのはエロゲーではよくある流れですし、
今までこれ系の作品には魅力を感じなかったんですよね。
それなのに何故今回は楽しめたのかというと、
これは主人公の存在によるところが大きかったです。

この主人公、特に派手な個性があるわけではないですが、
ヒロインへの対応をよく考えているのが面白いですね。
基本的にヒロインたちの長所を褒めて伸ばす方向で
積極的に喜ばせたり照れさせたりするのは見てて心地よい。
何故モテるのか分からない主人公は多々いますが、
この主人公の場合は彼女たちが寄ってくるのにも納得です。

褒めるだけではなく、純粋なヒロインに対しては
黒い部分を見たいという欲望を抱くところもいいですね。
下衆な欲望だと自覚しつつそれを捨てきれない姿は
共感できる部分がありますし、面白い人間だと思います。

ツンツンしているヒロインに対しては
隙を伺いつつ軽く逆襲してぐぬぬとさせるところも良い。
ツンの酷過ぎるヒロインが嫌われるのは
ヒロイン自身の問題ももちろんあるのですが、
やられっぱなしの主人公にも問題があると思っているので
この作品の主人公の対応にはスカッとさせられます。

ヒロインは数が多い割にそれぞれのキャラが立っていて、
どの娘相手でも退屈するようなことはなかったです。
まあ主人公の対応の良さに助けられている面もありますが、
全ヒロインのルートを見てみたくなりました。。
ただ、あくまで数が多い割には頑張っているというレベルで、
ヒロイン4人の作品と比べるとそれぞれの出番が少なく
忙しい作品になっているのも事実なんですよね。

このキャラの多さをどう扱うか。
投票結果が出てヒロインが絞られた後に
選ばれなかったヒロインの扱いをどうするのかなど、
企画から来る不安点があることも見逃せません。
正直、むしろヒロインを搾らずヒロインの多さを生かして
各個別ルートは短いながらもバリエーションに富んだ
作品にしてくれればまだ分かりやすかったのですが…。


まとめ。
プレイ前の悪い印象覆してくれた体験版でした。
主人公のヒロインへの対応がちょうどいいおかげで
引っかかる部分が少なく、ストレスが少なかったです。

ただ、この作品の魅力は個性豊かなヒロインたちに対して
綺麗に対応する主人公によるところが大きいですし、
ヒロインが少なくなるとパワーダウンしてしまうような?
ヒロインの数が減ってしまうとシナリオ勝負になりますし、
果たしてそこでどれだけのものを見せられるのか…。

そんな感じで不安要素はあるものの、
今のところキャラや雰囲気との相性は悪くないですし、
6月の購入候補としてストックしておきます。