手を出したものの感想を書き溜める場所
『ニュートンと林檎の樹』体験版 感想
公式はこちら。
laplacian『ニュートンと林檎の樹』応援中!
新興メーカーLaplacianの2作目である
『ニュートンと林檎の樹』を体験してみました。

かの有名なニュートンのいた時代にタイムスリップし、
そこで歴史を修正して現代に戻ってくるゲーム。
と言われても正直、エロゲーとしてどんな作品になるのか
さっぱり分からなくて不安しかなかったのですが、
いざプレイしてみるとなかなかどうして、
テンポ良く進む物語に夢中にさせてくれる作品でした。

主人公と幼馴染がタイムスリップする、というところまでは
あらすじ通りなんですけど、そこからの展開が面白い。
住むところを探したり未来人だとバレないように振舞うという
基本的なところはもちろん、謎の天才ラビとの絡みや
万有引力が消えることでの世界への影響など、
次から次へとイベントが起こって最後まで飽きさせない。
体験版の最後もいい感じで先が気になる終わり方でしたし、
今のところ純粋に物語として面白いという感じです。

しかしその反面、物語の先が気になったせいで
ヒロインのインパクトが薄れてしまったような印象も。
出番の多い幼馴染の四五、テンション高いラビはともかく、
アリスと春は今のところあまり活躍できていません。
メイドさんの方がまだ目立っていたぐらいです。
とはいえまだまだ物語は序盤ですし、今後の活躍に期待。
物語の鍵となるであろうアリスはともかく、
春はどう生かしてくるのか気になるところですね。

あと細々と気になったところ。
日常テキストはシモネタ多めでしたけど
物語の流れを阻害するほどではないちょうどいいバランス。
ヒロインの貧乳、巨乳が半々というのもバランスがいい。
四五の薀蓄ムービーは新鮮な演出ですね。
ダラダラ喋られるよりは薀蓄に興味が持てます。
主人公の科学への逃げ腰な姿勢はイラッとさせられますけど、
タイムスリップという異常事態への適応力は高めなので
読むのが苦痛というほどではなかったです。


まとめ。
素直に先が気になる作品でした。
こういうタイムスリップ系の作品といえば
初手から壮大な設定を感じさせるものが多いのですが、
この作品はニュートンという着眼点が新鮮でしたし、
そこから話を丁寧に広げているところも好感を持てます。
このまましっかり広げてしっかり畳んでくれればいいのですが…。

ここ最近の体験版はあまり惹かれる物がなかったのですが、
久々に気になる作品に出会えてちょっと嬉しかったり。
今のところ4月の有力候補です。

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『Fate/Grand Order』第1部 感想
今更ですが、第1部クリアしました。

最初にFateのスマホゲーと聞いたときは
そんなのよりはやく新作を出して欲しいと言うのが
正直なところだったんですが、実際にプレイしてみると
しっかり燃えて感動させられたので全面的に自分の負けです。
スマホゲーでもちゃんとしたシナリオを見せられるという
当たり前の事実を改めて思い知らされた次第です。

とはいえ微妙な部分のある作品であるのもまた事実ですし、
クリアするまでに何度か心が折れる経験もありました。
特にガチャは他のゲームと比べてもかなり渋く、
手に入った星5は福袋で出たジャックのみという状況。
まあ戦力的には星3でもクリアは出来るのですが、
もうちょい星5が引けてたらモチベも維持できてたかなと。
あと育成の面倒さとやっつけ気味に話の腰を折る雑魚敵襲来。
まあどれもスマホゲーではよくある要素なのですが、
そういう点ではFGOもスマホゲーらしいと言えなくもない。
クリアするのが今になった原因はここらへんにあります。

ただ、そういう部分をひっくるめたとしても
最後までプレイしてよかったと思える作品だったのは確か。
特に後半、6章以降の盛り上がりは本当に素晴らしかったですね。
序盤が面白くなかったというわけではないんですけど、
序盤ではどこかで見たキャラがわちゃわちゃやってるという
スパロボ的な面白さがメインだったのに対して、
6章以降はキャラが燃え尽きるような面白さというか。
6章は円卓もハサン組もエジプト組もみんな熱過ぎでした。
円卓すげーオジマンすげーキングハサンすげーという感じで、
プレイ中はひたすらすげーと思いながらプレイしていた記憶が。

6章のメンバーがめっちゃ豪華だったせいで
7章では失速するんじゃないかと思っていたんですけど、
7章もギルやマーリン、3女神ががっつり盛り上げてくれて
終わった後は「ありがとう」としか言えなかったです。
「ウルクはここに健在です!」では感極まりましたね…。

終章は盛り上がりよりも美しさ優先という感じかな。
でもマシュやロマン、ソロモン(仮)の生き様が
綺麗に終息していく感じで、これはこれで鳥肌ものでした。
ソロモン(仮)の最後の悪足掻きは人間味が溢れてて好き。
強さではなく生き様的にラスボスに相応しい存在というのは
物語を綺麗に終わらせるためには不可欠だと思います。

ここ最近、燃えゲーからは遠ざかっていたのですが、
久々に全力で燃えることの出来てとても満足。
最近はエロゲーでめぼしい燃えゲーが見当たらないですが、
そういう不満を見事に吹き飛ばしてくれました。
やっぱりこう、心からぐわーっと燃える作品はいいですね…。
1.5部や2部のことを考えるとまだまだ先は長そうですが、
今後もマイペースに付き合っていく所存です。

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『神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。』体験版 感想
公式はこちら。
HULOTTE『神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。』
萌えゲーメーカーHulotteの最新作である
『神頼みしすぎて俺の未来がヤバい。』を体験してみました。

Hulotteの作品といえばちょっと不思議な状況から
主人公が積極的に恋人を探していくというイメージですが、
その傾向は今回の作品にも継承されていますね。
今回は神様が偽妹として恋愛をサポートするということで、
過去作であるモテヤバにちょっと似たシチュかも。

主人公はヘタレな部分はあるものの、恋愛したいという
意思をはっきり出しているところは好感が持てます。
ヘタレかけると妹がすかさずフォローを入れますし、
主人公もそれを素直に受け入れるので
ウジウジした展開が続かないのはとても良い。
妹の出番が多いせいで恋人候補である3人よりも
妹の方が魅力的に見えてしまうのですが、
おそらく妹が真のヒロインでしょうし問題ない…かな?
逆にこれで妹ルートの扱いが軽いと訴訟案件ですね。

ヒロインとの距離がカウンターに表示される演出は面白い。
現状ではヒロインごとの数値の差があり過ぎますけど、
話を盛り上げる要素としてはこれぐらいで正解だと思います。
距離が近くてもあと一歩が遠いというのはお約束ですね。
でもアイキャッチは入れ過ぎに感じられました。
間隔が短過ぎて話がブツブツ切られますし、
個人的にはアイキャッチは半分ぐらいで良かったかも。

恋人候補は真面目な七海、ほんわかな鈴奈、
不思議系な由香里とバランスのいい組み合わせ。
属性は分かれているものの、七海や由香里にしても
それぞれの属性を持ちつつ柔らかさも残っている感じで、
会話がすらすら進むのでストレスは少ないです。
妹兼神様は有能サポートキャラのお手本みたいなキャラ。
お喋りで飄々としてて主人公をしょっちゅうからかうという
個人的にストライクなキャラなのでルートにも期待したい。
SPさんと従妹もおまけルートはありそうですね。
もひとつおまけにハーレムがあってもおかしくないですが。


まとめ。
Hulotteらしい分かりやすい萌えゲーでした。
ヒロインは全員可愛いですし、主人公も前向き。
体験版を触った感じでは、ヒロインたちの魅力を見せつつ
距離を縮めていくという流れを手堅く作っていましたし、
このまま進めていけばよく出来た萌えゲーになりそうです。
もともと凝ったシナリオを期待する作品ではないですし、
妙な冒険心を持たずに作っていただけたらなと。
いや、まあ出来の良い凝ったシナリオが出てくるなら
こちらとしてはそれが一番ありがたいですけど。

今のところ3月の有力候補です。

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『人気声優のつくりかた』 感想
公式はこちら。
『人気声優のつくりかた』
MintCUBEの2作目である
『人気声優のつくりかた』の感想です。

悪くはないけどお高い。

この作品の感想はこれに尽きるかと。
人物描写は丁寧で不快なキャラクターも少ないですし、
話の方も小さくではありますが綺麗に纏まっていました。
ただ、ヒロインが3人でこのシナリオボリュームだと
やっぱりミドルプライスが妥当だったと思います。

この作品の特徴はキャラの物分かりの良さですね。
ヒロインが落ち込んだら主人公がサッと手を差し伸べますし、
ヒロインもあっさりその手を取るのでグダグダしません。
一部モブキャラは捻くれているもののサブキャラは
いい人揃いですし、基本的に優しい雰囲気で話は進みます。
芸能物ではお約束の炎上ネタなどはあったりしますが、
ヒロインの周りのキャラ達が頼りになるおかげで
そこまで深刻にならず読み進められるのは良いですね。

ただ、良くも悪くも意表を突く展開は少ないので
最後まで話が平坦なまま終わってしまった感があります。
まあ、これに関しては購入前の予想通りだったんですけど、
いい意味で裏切ってくれるかと期待もあったのですが…。
もちろん変な冒険をするよりはずっといいですけど、
それでもやっぱり物足りなさは残りました。
ヒロインにしても物分かりのいい出来た娘ではあるものの、
イチャラブが特別濃いというわけでもないので
キャラ萌えという点ではそれほど破壊力はなかったです。
声優と付き合うという非日常感がもう少し欲しかったですが、
あくまでヒロインの声優としての成長メインという感じ。

とはいえ、声優物として真面目に作られていたのは確かです。
売れっ子声優、売れない声優、新人声優という
ヒロイン配置でそれぞれのテーマを掘り下げていましたし、
業界ネタも説明臭くならない程度に取り入れていました。
業界の闇を期待し過ぎると拍子抜けするでしょうけど、
声優業界の夢のある世界として描くという点では
教科書的な作品になっているように感じました。


まとめ。
価格以外は良くも悪くも優等生的な作品でした。
キャラの性格はいいですしそんな彼ら彼女らが声優業界で
夢を掴んでいくという流れは応援したくなりますね。
登場人物が綺麗な人間ばかりなのは賛否が分かれそうですが、
そこは体験版を触れば十分判断できると思います。
声優に興味がない人にもオススメ、とまでは行きませんが、
声優業界に興味のある人なら楽しめるのでは。

あとはヒロイン3人の作品にどこまでお金を出せるかですね。
ボリュームはヒロイン3人と聞いて想像したまんまなので
自分としては内容の割にちとお高く感じました。

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『スイセイギンカ』体験版 感想
公式はこちら

凝ったシナリオのゲームを作り続ける暁WORKSの最新作、
『スイセイギンカ』を体験してみました。

公式とチラッと見た感じではちょっと不思議な学園物かと
思っていたのですが、実際に体験版をプレイしてみると
ちょっとハードなSFサスペンスという感じでしたね。
今のところ学園パートはあまり重視しないで
街に出て謎を追っていくのがメインという感じです。

10年前に現れた謎の物体や街に広がる奇病といった
物語の根幹にある設定には興味を引かれますね。
感染した者は人外の力を得てバトルするというのも
この手のゲームとしてはお約束なので分かりやすいです。
探偵や警察、謎の企業という舞台装置もきちんとしていますし、
今後いい感じで話が広がっていきそうな気配があります。

ただ、キャラの方では引っかかる部分もありました。
特に主人公ですが、大人っぽいのか子供っぽいのか
話の都合によってコロコロ変わる感じで、
キャラとしてはイマイチ好きになれなかったです。
ヒロインの一人である青香への対応も微妙で、
当たりがきつい青香をヘラヘラ受け流すだけなので
結果的に青香のツンまで潰されてしまった感があります。
青香に対してしっかり怒って欲しかったなぁ。
他にも全体的に物分かりがいい流れと悪い流れの緩急が
微妙に気持ち悪い感じで、話に乗り切れなかったです。


まとめ。
設定は面白そうですが、会話の流れが好みじゃないので
長時間プレイするのはきつそうな予感がします。
ヒロインはそこそこ可愛いですけど決め手にはならず。
サンプルCGの肌のムッチリ感は好みだったりしますけど。

地味に7800円なので少しだけ手を出しやすいですが、
他に有力候補が出てくればサラッと流す感じですかね。

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