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2020/10/26

『恋愛×ロワイアル』体験版 感想

公式はこちら

ギャグゲーメーカーASa Projectの最新作である
『恋愛×ロワイアル』を体験してみました。

ASaプロといえばハイテンションギャグが特徴ですが、
今作はいつもより更にテンション高めに感じましたね。
主人公は割と落ち着いているんですけど、
とにかくヒロインとサブキャラがやかましい。
個人的にはもう少しだけ抑えてくれた方が疲れないかな。

プレイ中はだいたいそんなことを考えていたのですが、
最後のどんでん返しにはやられました。
主人公と親友の陰キャ、そして一番やかましいピンク髪が
それぞれ腹に一物抱えていることが判明して
俄然、先が気になる終わり方になっていましたね。

このどんでん返しは面白かったんですけど、
それだけにヒロインの中ではピンクがリードした印象。
幼馴染と過去の事件という切り札が強過ぎます。
他の会長、妹、アイドルも非常に可愛いのですが、
それだけにピンクの圧勝となるのは惜しい気も。
恋愛バトルロイヤルを名乗るからには、
しっかりと4人互角の戦いを見せて欲しいところ。
ピンク以外の3人にピンク並みの切り札があるかによって
この作品の評価が決まることになりそうですね。


まとめ。
ちょっとテンション高過ぎな感はあるものの、
ワチャワチャしたラブコメとして面白かったです。
ヒロインたちはみんなお馬鹿で可愛いですし、
ヒロイン視点が多いのも好みなので現時点では購入予定。

あとは上でも言った通り、ヒロイン4人がガッツリ
互角の戦いを見せてくれることを祈っています。
2020/10/23

『ハミダシクリエイティブ』 感想

公式はこちら

『まどそふと』の新作である
『ハミダシクリエイティブ』の感想です。

うむ、スッキリと面白かった。
引き篭もりとか対人恐怖症とか兄妹恋愛とか、
ところどころで重くなりそうな気配を感じさせつつも、
ある程度掘り下げたところでスパッと方向転換して
コメディ展開を維持したところはナイスでしたね。
これぐらいなら謎シリアスと言われることも少ないはず。

ヒロインたちが声優や神絵師など才能の塊なのに対して、
凡人主人公がどう活躍するのか気になっていたのですが、
そこはヒロインを支える一般人という感じで
それなりに無難なところに落としたなと。
つい最近もありましたが、有名人と結婚する一般人って
こういう立場を確保しているのかもしれません。

ヒロインの中では横暴さが目立っていた詩桜先輩ですが、
話の後半ではしっかりと逆転してくれましたね。
主人公に対してきつかった理由もフォローされましたし、
後半のイチャイチャっぷりはストレートに可愛かったです。
もちろん妹と絵師とVtuberも可愛かった。

難点はクライマックスでの盛り上がりですかね。
ヒロインの才能を生かすとはいっても所詮は文化祭なので、
どのルートも小粒な盛り上がりだった印象はあります。
こういう凄い朗読や歌をクライマックスにするタイプは、
作中の盛り上がりにプレイヤーを共感させるのが難しい。
文章で歌の凄さを感じさせるのは至難ですからね…。

その点、文化祭描写が消える詩桜先輩ルートは
盛り上がりこそないもののイチャラブの濃度は高く、
エロゲーとしての満足度は意外なほど高かったですね。
この辺りはエロゲーとしての話作りの難しさだなと。


まとめ。
手堅く楽しめるラブコメでした。
盛り上がりに欠けるとは言ったものの、
日常の楽しさやヒロインの可愛さを考えると
全体の評価としては十分に満足の行くものだと思います。

性癖的にはもうちょっとヒロインを曇らせて欲しい…
と思わなくもないのですが、それをやると万人向けには
ならなくなっちゃうでしょうし、この辺りが正解でしょう。
あと一歩で重くなり過ぎそうなところで切り返す感覚は
このライターさんの武器の一つではないかなと。

甲木順之助さん、名前を憶えておきたいライターですね。
2020/09/18

『ハミダシクリエイティブ』体験版 感想

公式はこちら

『まどそふと』の新作である
『ハミダシクリエイティブ』を体験してみました。
1か月半ぶりの記事です、ええ、ちょっとさぼってました。

さて、今回のハミダシの基本的な流れは、
陰キャオタクな主人公がくじ引きで生徒会長に選ばれ、
ヒロインたちとともに生徒会活動を行うというもの。
設定的には主人公がちょっと気持ち悪いオタクであることと、
ヒロインたちもオタク気味であることが特徴でしょうか。
とはいえヒロインたちは声優、神絵師、vtuber、
そして小説家というエリートオタクばかりですけど。

主人公はやるときはやる面もあるものの
陰キャオタク要素もあるので好き嫌いは分かれそう。
既に各分野で大成しているヒロインたちと比べると
どうしても見劣りしてしまうのは難しいところ。
ヒロインは妹・妃愛や後輩・あずみは直球で可愛いですが、
同級生・華乃は情緒不安定でめんどくさいですし、
先輩・詩桜に至ってはちょっと我が強過ぎるような気が。
自分はめんどくさい娘好きなので華乃は行けるものの、
詩桜先輩についてはちょっときつかったですね。

ただ、そんな感じで引っかかる部分が多かったものの、
テキストが軽快なので最後までサクサク読めました。
一部ではライターがかつて色々書いてた篁葉月さんでは、
という声もありますが、その可能性もなくはない感じ。
篁葉月さんの作品はLove Sweetsをプレイしましたけど、
会話の独特なリズムが似ているような気がしますし、
主人公の感情の起伏や、妹溺愛っぷりも似ている。

しかし全体的に緩くて癒し系だったラブスイと比べると
コミュ障や生徒会といった重めのテーマがあるせいで
誰得シリアスに傾きそうなのは不安点ですね。
体験版最後でまた生徒会がバラバラになりましたけど、
ここから再結集する流れを面白おかしく見せないと
話が進まなくて退屈してしまいそうな気も。


まとめ。
テキストのノリは好み。
会話のキャッチボールが凝っていて退屈しないです。
ヒロインについては兄に甘くて距離が近い妃愛、
気が強いのに打たれ弱い華乃、天使な後輩あずみは
文句なしに可愛かったのですが、詩桜先輩がなぁ。
もう少しマイルドな小悪魔系なら良かったんですけどね。

久々にエロゲーを買いたい気分ではあるのですが、
購入確定とするにはちょっとだけ引っかかる作品でした。
2020/01/19

『十三機兵防衛圏』 感想

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クリアしました。
いやー…めっちゃ楽しかった!

コンシューマーゲームをプレイするのは8年ぶりぐらいかな。
最近はソシャゲで忙しくてこちらから離れていたのですが、
周囲が余りにもザワついていたのでPS4ごと購入。
PS4値引き期間とはいえ全部で4万円を超える出費でしたが、
それだけ使っても後悔のない楽しみを与えてくれました。

プレイした印象としては世間の評判通り、SFゲームの傑作。
SF好きからすればどこかで見たネタの詰め合わせなのですが、
そんなSFネタをこれでもかとばかりに大量にぶち込んで
綺麗にまとめ上げた手腕には素直に拍手を送りたい。
ザッピングシナリオということもあってバラバラだった状況が
後半に次々と繋がっていく流れは鳥肌ものです。

シナリオも素晴らしかったのですが、
グラフィックやシステムも同じぐらい素晴らしいです。
淡いグラフィックはメイン舞台となる1980年代に
マッチしていますし、キャラクターの動きも凝っています。
立ち絵の表現の豊かさは必見といえるレベル。
走ったり食べたり照れたりといった動きがホント刺さります。

シナリオと戦闘を完全に分けたゲーム構成や、
手に入れた情報から手がかりを考えるシステムも良い。
戦闘については話を進めるにしたがって
様々な情報が繋がっていく爽快感がありますし、
話を進めるための情報選択システム、クラウドシンクも
謎が謎を呼ぶシナリオには相応しいものでした。

まとめ。
シナリオ、グラフィック、システムと三拍子そろった傑作。
久し振りにゲームの可能性を見せていただきました。
この作品が作れたのはゲームだからこそでしょう。
アニメや小説でこのザッピングシナリオや
グラフィック、システムを表現するのは非常に困難でしょう。
SF好きには絶対オススメなのはもちろんとして、
濃厚なゲームに飢えているオタクたちには
ぜひプレイして欲しい作品だと思います。

初動は鈍かったようですがジワ売れして非オタ層にも
広がりつつあるようですし、もっと広まって欲しいところです。
2019/08/22

『恋愛、借りちゃいました』 感想

公式はこちら。
『恋愛、借りちゃいました』を応援しています!
ラブコメメーカーASa Projectの新作である
『恋愛、借りちゃいました』の感想です。

宿ガル3クリア後から3週間ちょい。
このプレイ期間を見ても分かりそうですけど、
途中でモチベが下がってダラダラしてしまいました。

自分は美味しいものを後に残す主義なので
まず体験版で印象の薄かった先生狙いで始めたのですが
これが予想外に面白かったんですよね。
先生に対して積極的に口説いていく主人公と、
年下に負けじと対抗してくる先生の関係がとても良い。
外ではキリッとしてるのに家ではだらしない先生なんて
テンプレ過ぎじゃないの~?と思ってましたけど、
テンプレヒロインの可愛さを改めて見せつけられました。
ちなみに私はテンプレヒロインだと侮って
いざプレイするとやられることがよくあります。

次にプレイした双子ルート。
こちらもまずまず面白かったのですが、
面白エロ双子のルートとして予想していたものを
超えるというほどではなかった感じです。
とはいえ機体には十分応えてくれましたし
このルートまではサクサクと進めることが出来ました。

問題はあとの二人のルート。
このルートについては面白い面白くないよりも
主人公の立ち回りが好みじゃなかったのが大きいです。
積極的に口説いていた先生ルートとは逆で
好意を見せるヒロインたちに押されっぱなしですし、
一回目に二人から告白された時に
屁理屈こねて逃げたのはかなり萎えましたね。

付き合い出してからは振られた方のヒロインが
諦めずに悪足掻きしまくるのは良かったんですけど、
それに対する主人公のリアクションが淡白すぎる。
ここらへんで主人公も積極的に介入して
状況を動かしてたらもっと面白かったでしょうけどね。

あとサブヒロインルートがあるのは良かったですけど
桃子ルートのオチもあまり好きじゃないなー。
切ない系を狙ったのは分かりますけど、
感動系のゲームならともかくラブコメでなら
ちゃんと最後にくっついて欲しかったです。


まとめ。
作品の良し悪し以前にメインである二人のルートの
方向性が自分の好みとは真逆に行ったのが痛かったです。
もし全ルートで先生ルートみたいなジゴロ感があれば、
自分的にはかなり高評価だったんですけどね。
自分にとってエロゲーの主人公は重要だと再確認。

先生と双子は楽しかったので地雷とまでは行きませんが、
前作の方が安定して楽しめる作品でしたね。
やっぱASaの作品は当たり外れあるなー。