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『Tokyo 7th Sisters -Sisters Portrait- (1)』 感想
Tokyo 7th Sisters -Sisters Portrait- (1) (カドカワコミックス・エース)
山吹ざらめ
KADOKAWA/角川書店 (2016-07-22)
売り上げランキング: 5,382

今回はアンソロではなく公式コミカライズです。
ナナシス、ゲームのアクティブはそれほどじゃないのに
このコンプティークの猛プッシュは何なのか…。
いやまあブレイクできるポテンシャルはあると思いますけど。

今回のコミカライズは1話ごとに1アイドルに焦点を当てて
各アイドルの魅力をしっかり伝えて行く形式。
デレマスやミリマスは連続ドラマ形式ですけど、
キャラがほとんど知られていないナナシスの場合、
まずキャラ紹介に徹するというのは正しいかもしれません。

今回は6人のアイドルの話が収録されていますが、
どの話もそれぞれのアイドルの個性を生かしつつ
話が被らないように頑張っていると思います。
それぞれの話の元となるカードがあるとはいえ、
そこから上手く話を広げているのはとてもナイスですね。

ハルは王道アイドルストーリーという感じだったのに対して
ムスビはプライベートに焦点を当てているのが面白い。
アイドル同士の絡みが嫌いなワケじゃないですけど、
プライベートでの友達がいるのを見るとほっとします。

レナはレスカ3人組メインでスミレは女子力アピール、
ウエバス、分かってたことですけど漫画だと強いなぁ。
表情豊かでよく動きますし、脇役としても便利な娘です。
スミレはもう清楚な部分があるというよりは
9割ぐらいがお嫁さん成分になってるような気がしなくもない。

カジカはメインヒロインっぽいキャラなんですけど、
ハルと比べるとやっぱりちょっと違いますね。
ハルは若干影があるんですけどカジカは純粋一辺倒というか。
あと3姉妹なので良くも悪くもそれ推しになる面もある。

マツリ姉さんの話はアイドルの話というよりも
ゲーマーなちびっこいお姉さんと遊ぶ話という感じ。
マツリ姉さん自身は純粋に可愛かったんですけど、
アイドルとしてどう推していくかには難しさを感じる話でした。

ゲームのコミカライズには当たり外れがありますけど、
今回のコミカライズは今のところかなり満足度が高いです。
この出来で全キャラ見せてくれるのならとてもありがたい。
1話1キャラだけに途中で終わるとズコーッですけどね。
どうかしっかり全キャラ見せて完結してくれますように。

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『戦国妖狐 17』 感想
戦国妖狐 17 (BLADE COMICS)
水上悟志
マッグガーデン (2016-06-10)
売り上げランキング: 2,347

完結です。
いつの間にか全17巻…長いわ!
しかし最初から最後まで楽しませてくれる作品でした。

今まで何度も言ってますけど、このシリーズ、
10巻は超えないと思ってたんですよね。
最初は迅火編だけで終わりだと思ってましたし、
千夜の掘り下げなんかはもっとあっさりやるもんだと。

しかしいざ第2部が始まってみると
むしろこの物語は千夜の掘り下げがメインという感じで
10巻を超えてもまったく終わる気配が見えなかったですし、
無の民との決戦が始まってからもこれまた長かった。
流石に若干ダレた部分はあったものの、
それでも毎回新刊が出るのが楽しみなシリーズでした。

自分は最終回は98話のようになると予想していたんですけど、
その後の1話があったことで評価が跳ね上がりましたね。
これは自分の価値観では不老不死の人物が不死を捨てるよりも、
不死のまま楽しく生きていく方が好きというのが大きいかと。
不死の寂しさを描くだけでなく楽しさも描いて欲しいとは
常々思ってるんですけど、なかなかそういう作品がない。
そういう意味でもこの最終回を見せてくれたことには感謝です。
もしかしたらこの物語で一番好きな話かもしれません。

そんな感じで、割と全員が好き勝手に生きた結果、
だいたい幸せになるという作品だったこともあって、
読後の爽快感はかなりのものでした。
水上さん、スピサーの方も終わって今は休養中のようですが、
今後も生きる気力を与えてくれる作品をお願いしたいです。

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『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』第12巻 感想

完結です。

ここまで12巻。
本編が6巻だったことを考えると随分長かったですね。
話のテンポも巻数相応という感じでしょうか。
本編は話も分かりやすくてテンポが良かったのに対して、
ゴーストの方はどこかふんわりゆったりしていた印象です。
改めて本編は少年漫画として傑作だったなと。

しかしかといってゴーストが面白くなかったわけではない。
蛇足的な雰囲気が漂っていたのは確かですが、
表ストーリーであるVガンダムのどこか陰鬱な空気と
クロボン特有の青臭さが妙な混じり方をしていて
これはこれでなかなか楽しめる物語でした。

ラストバトル、地球を救うための決戦であるのは
本編と同じなのですが、本編の盛り上がりと比べると
どこか冷たいものを感じるのはキゾ中将のキャラのせいか。
ドゥガチは執念溢れる悪役らしい悪役だったのに対して
キゾはそこまでのものを感じなかったのが原因かな。
ミダスの能力もどちらかというと地味な感じで、
今までの総統機やサーカスのような
ビックリドッキリメカと比べると物足りなさがありました。
ラストバトルでディビニダドが出たのは熱かったですし、
他のサーカス戦で十分楽しませてもらいましたけどね。

しかしこの終わり方だとまだ外伝作れそうだなぁ。
正直、クロボンはもういいかなと思っていたのですが
UC168という未知のの世界が見られるものなら
見てみたいと思うんだから我ながら現金なもんですね。
まあここまで来たらどこまでも付き合いますぜ。

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『誓約のフロントライン(1)』 感想

店頭で試し読み用の薄い本を見て購入。
ロボットとのバディ物というと使い古された設定ですが、
この作品は王道と王道外しのバランスが絶妙で面白かったです。

人の良さだけが取り柄のちょっとヘタレな少年が
人類を滅ぼすための異世界から送り込まれたロボットと出会い、
人類を護るため一緒に戦っていく…と書くといかにもな話ですが、
相方のロボットが凄くいい味出してるんですよね。

目的が人類滅亡でありながら主人公に命令権を握られたため
いちいち嫌そうな態度で命令を聞くのがカワイイですし、
隙があれば積極的に裏切っていくスタイルも面白い。
命令には絶対服従なので一種のツンデレっぽくはあるのですが、
1巻最後の行動とか容赦なさ過ぎて逆に笑えてきます。
今はこんな態度でも、バディ物のお約束として
最終的には熱い絆で結ばれることになるんでしょうけど、
そこまでのハードルはなかなか高そうですね。

そもそも相方ロボ・アニーの初戦の相手が
今まで一緒に人類を滅ぼしてきた歴戦の戦友なんですよね。
アニーからすれば敵だった主人公に命令権を握られて
戦友を殺させられたわけで、そう簡単にデレるわけがない。
この傷が後々どれだけ響いてくるのか、今から楽しみです。

あと、本筋に絡んでこない幼馴染のキャラが無駄に濃いですね。
いや物腰丁寧で勝手に家に侵入してるヤンデレとか
個人的にはめっちゃ好みなんですけど、
このヤバさを今後のストーリーで生かせるのかしら…?
正直、脇役で終わらせるにはもったいないとは思うのですが、
バディ物の真のヒロインは相棒って決まってますし…。

まあそれはともかく、気弱な主人公の成長者という王道要素と、
個性豊かな相棒という要素が今後どんな化学反応を見せるのか。
続きが楽しみな作品ですね。

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『Tokyo 7th シスターズ コミックアンソロジー』 感想
Tokyo 7th シスターズ コミックアンソロジー (IDコミックス DNAメディアコミックス)
アンソロジー
一迅社 (2015-07-07)
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最近知名度を高めつつある『Tokyo 7th シスターズ』。
そのコミックアンソロジーが出たので早速読んでみました。

正直、アンソロが出ると聞いたときには
「え? マジで?」という思いが強かったんですよね。
知名度が上がったとはいえ他のアイドル物である
アイマスやラブライブと比べると零細もいいとこですし。
とはいえ、素質自体は2作に劣らないと思いますし、
そういうところが各メディアに認められたのなら
作品自体の今後の発展にも期待できそうな気もします。

さて、アンソロの内容について。
キャラ比率としてはやっぱり777☆SISTERSが多め。
まあナナシスのメインは彼女らなのは分かっていますが、
それでも他シスターズとの格差にはもやっとした感じも。
メジャーになるまで777を推す方針も分かるのですが、
既に777以外が好きな人からは不満も出始めていますし、
この格差をどう埋めるかはナナシスの今後の課題ですね。

各作品のメインキャラを雑に纏めてみると、
モモカ、コニー、ハル(鈴華さん)
シィちゃん、カジカ、サワラ(佃煮のりおさん)
ムスビ、スース(芦田ゆりさん)
4U(ぽっぺげさん)
セブンス(こるりさん)
ロナ、777(凪庵さん)
スミレ(富士フジノさん)
ハル、ムスビ、スース、エイ(ねこみんとさん)
モモカ、マコト(緑青黒羽さん)
ヒメ、シィちゃん(高原由さん)
多分全員(山下しーなさん)
KARAKURI(かなめ薙さん)
スイ、コニー(ごましさん)
シズカ、777(ゆうじこうじさん)
ヒメ、ハル、サワラ(ハナツカシオリさん)
キョーコ、ハル、ムスビ(きちはちさん)
という感じでしょうか。
雑に書いただけなので他のキャラも出てます。

緑青黒羽さんの漫画はマコト好きとしてはたまらんです。
正直、マコトの出番はほとんど諦めていただけに
可愛いヤンデレっぷりが見られて感無量ですよ。
山下しーなさんのは登場キャラの数が凄い。
あいつもいる!こいつもいる!みたいな感じで
読んでてめっちゃテンションが上がりましたね。
こういうのを見てるとやっぱり777だけじゃなくて
他のキャラももっと推して欲しくなります。
ねこみんとさんのエイ推し、きちはちさんのキョーコ推しも
読んでてグイグイ伝わってくるのが微笑ましかったですね。

まとめ。
777好きには文句なしにお勧め。
777以外が好きな人でもナナシスが好きならお勧め。
777以外が見たいって人にはちょっと微妙という感じ。
マコト、キョーコ、エイは比較的目立ってましたけど
それでも777と比べると微々たるもんでしたしね。
ただ、山下しーなさんの漫画は一見の価値ありかと。
4U、KARAKURI、セブンスメインの話が一本ずつあるのは
やはり編集が注文を付けたからなのかなぁ。

自分としては出番の偏りにこそ不満はあるものの、
どの漫画も新鮮な魅力に溢れた良作ばかりでしたし、
ここ最近のアンソロでは一番楽しめる内容でした。
このクオリティなら次のアンソロにも期待できそうです。

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