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2024/02/01

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』 感想

20年前のあれこれに決着を付けるために見に行ったのですが。


めっっっっっちゃ満足しました!!!!!!


正直、公開が決定したときは期待してなかったんですよね。
どうせ今回も鬱々とした雰囲気で終わるんだろうなと。
自分にとってそれほど種運命の傷は深かった。

しかし実際見てみると、そんな不安は見事に裏切られました。
これは種運命に不満を覚えた人こそ見に行くべき作品です。
話の核にあるのは運命と同じくディステニープランなのですが、
運命とは違って今度はしっかりと答えを出してくれました。

運命との違いはキラとラクスの恋愛にかなり重点を置いたこと。
今までのラクスは超然とした雰囲気が強かったのですが、
今回のラクスは一人の女性としての側面をかなり強く出し、
キラの方もそんな彼女への愛を鮮明にしたことで、
ディスティニープランへの地に足着いた反論ができたのかと。

これをテレビでやっとけというのはその通りなのですが、
自分としては20年経ってキラとラクスがしっかりと
結ばれる姿が見れただけでもう感無量なんですよね。

繰り返しますが、種運命に不満を覚えた方は見に行くべきです。


以下、ネタバレとなります。

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2022/08/15

機動戦士ガンダムTV版 感想

お盆休みだったので30年ぶりぐらいに
TV版のファーストガンダムを見てみました。
劇場版は昔から何度もTVで放送されていたのですが、
TV版が再放送されたことはほとんどなかったと思うので、
だいたい30年ぶりぐらいかなとしか分からないレベルですね。
作画崩壊場面はTLでよく流れてきたりするのですが、
その印象ばかりなのもアレなので改めて見てみようかなと。

当たり前ですが基本的な流れは劇場版と同じ。
そしてこれも当たり前ですが、尺はTV版が長いですね。
その影響が特に出ていると思ったのは、
カイの性格の変化とシャアの情けなさでした。

カイといえばもともと皮肉屋なイメージですが、
TV版だと素直になるのはミハル死亡辺りからなので、
皮肉を言ってるシーンがかなり長い印象を受けましたね。
MSに乗って活躍し始めるまでも長いですし、
今放送してたらウザキャラとして叩かれていただろうなぁ。

シャアに関しては尺が長いせいで失敗も多い気がしますね。
思ってた以上に部下が死にまくっているので、
こやつもしかしてかなりの死神なのでは?という想いが…。
クワトロ時代や逆シャア時代と比べると
ファースト時代は有能だった印象だったのですが
別にそういうわけでもなく、強い場面もなくはないですが
アムロにとってはそこそこレベルの強敵という感じでしょうか。

というか改めて見るとやっぱアムロ強過ぎですね。
ランバラルや三連星も結構あっさり始末していきますし、
NTに覚醒してからはシャアですら相手にならない。
シャアとは逆に自分で殺す方の死神ですわこれ。

あとTV版といえばやはりガンタンクとGアーマー。
劇場版ばかり見ていたせいで記憶から消えてましたが、
ガンタンクが普通に宇宙で戦ってるのは何度見ても面白い。
ハヤトはよくこれで頑張ったよ、凄いよ。
Gアーマーの合体バンクも結構使われてたりして、
これはこれで子供だったらワクワクしたのではないでしょうか。


そんな感じで、久々に見ると非常に楽しめる作品でした。
ネットで見る作画崩壊場面のオリジナルは確認できましたし、
ククルスドアンのオリジナル版も確認できてスッキリ。
もちろんネタ抜きにしても、ガンダムらしい憂鬱な人間関係の
源流が感じ取れたりと、今見ても色褪せない内容です。
多分ジジイになってから見ても楽しめるのかもしれませんね。
2021/08/14

シン・エヴァンゲリオン劇場版 感想

アマプラで配信されたのでようやく見ました。
総括的な感想としては、面白さはそこそこだったものの、
各キャラクターの着地点としては納得という感じです。

演出のセンスは流石エヴァという部分は多かったです。
ヴンダーの対艦戦や初号機と13号機のタイマンなど、
新しい演出を見せようという気概は感じられました。
ただ、昔と比べるとアニメ全体の映像技術の進化もあって、
他を圧倒するものではなくなったように思います。
例えば今回のエヴァの戦闘も面白かったですけど、
同じく最近の鬼滅や閃ハサと比べて圧倒的かと言われると
個人的にはほぼ互角というレベルに感じられました。
これはエヴァが凄くないというよりそこに匹敵する作品が
珍しくない良い時代になったと言えるのですが。

ストーリーはエヴァにしては分かりやすかったかなと。
もちろん設定の謎で引っ張るエヴァらしさもあったのですが、
それ以上にシンジの成長に焦点が当たっていて、
彼の迷走と再生、父親との決着の物語として見れば
シンプルで綺麗な決着になっていたと思います。
シンジの再生にしろゲンドウの過去にしろ
今となっては新鮮さのあるものではなかったですが、
それでも20年以上の時間をかけて辿り着いたと考えると
見ているこちらも謎の達成感を持つことができました。
シンジとアスカの恋の決着やミサトさんの結末など、
その他の細かい着地点についても文句なしでした。

なんというか、「終わったなぁ」という感情を
凄く実感できる内容だったという意味で、
最後のエヴァに相応しい作品だったと思います。
個人的にはエンタメとしてはそこそこだったと思いますし、
他人に勧めるかと言われると微妙なところですが、
自分の中のエヴァを終わらせたい人は見て損なしかと。

しかしまあなんというか…終わったなぁ(遠い目
2021/06/15

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』第1部 感想

さて、半年経ったのでそろそろ更新再会していこうかなと。
以前よりも更新は稀になりますが、
それでもネタがないというわけではないですし、
これからもぼちぼち書いていこうと思います。

というわけで「閃光のハサウェイ」の話ですよ!

いやー、いい意味で裏切られました。
ユニコーン、ナラティブが微妙に合わなかったので
今回もどうかなぁと思いながら見たわけですが、
閃ハサ1部についてはほとんど文句なしの出来でしたね。
原作は何度も読んでいて思い入れのある作品でしたが、
そこから自分が想像していた以上のものを出された感じです。

まずMS戦の演出が素晴らしい。
暗闇の中で大型起動兵器が暴れまわる状況を
一般市民の恐怖で表現するという発想は見事でしたし、
ジャンプと降下しかできない従来のMSと
スイーッと空を泳ぐペーネロペーの対比も良かったです。
ここ最近のガンダムの演出には頭打ち感があったのですが、
まだ出来ることがあるという希望を見せてくれました。
画面の暗さについては賛否両論という感じですが、
個人的にはもう少しだけ明るくても良かったかなと。
真っ暗でよく見えない恐怖感は出ていたとは思いますが。

人物描写も良かったですね。
好青年に見えて神経質でもあるハサウェイという人間を、
表情や言動でちゃんと見せていたのには感服しました。
タクシーの運ちゃんにマフティーはヒマだと
バッサリ言われたときの表情なんてホント幼くて可愛い。
マフティーとしての主義主張は空っぽなんですけど、
ハサウェイ自身は魅力的なんでこの作品は楽しいんですよね。

気のいい兄ちゃんでありながら敵には容赦ないケネス、
生真面目で潔癖なレーン君の見せ方も上手かった。
これらの良さは映像だけでなく声優さんの力もありますね。
ギギのファム・ファタールっぷりもよく伝わりましたけど、
今回に関していえば男たちの魅力が勝っていたかなと。

あとテーマソングである「閃光」が良いんですよねぇ。
これ、初めて聞いた時から閃ハサのイメージに
ピッタリ合っていましたけど、公式が出してる映像が載ると
めちゃくちゃ心に刺さってもう心がギューってなります。

閃ハサは決して爽快感のある話ではないので
出来次第では2部3部を見ないつもりだったのですが、
このクオリティの映画なら見ないという選択肢はないですね。
次回を楽しみに待ちたいと思います。

しかしやっぱ富野さんのキャラクターだと
こういう神経質で袋小路に入り込むキャラが好きですね。
いわゆる白富野キャラも好きなんですけど、
自分の性癖を作ったのは黒富野キャラの方なので…。
2019/02/16

『コードギアス 復活のルルーシュ』 感想

見てきました!
TVシリーズはあれはあれでよい終わり方でしたけど
やっぱビターエンド的なやるせなさは残っていたりして、
モヤモヤを抱え続けてきた人は多いのではないでしょうか。
本作はそんな気持ちに見事に応えてくれる映画だったと思います。

内容としては、とにかくC.C.が可愛いということに尽きますね。

…つーかほんっっっっと可愛過ぎてやばかった!!!!

自分はギアスヒロインではC.C.派だったので死にました。
全ての感想が吹き飛んで「ルルC.C.最高」だけが残るレベルです。
いや見る前からC.C.が正妻というのは聞いていましたけど、
まさかここまで凄まじい破壊力だとは思ってなかったですよ…。

まず序盤、壊れたルルーシュを連れて世界中を回るシーンだけで
「もう無理…しんどい」ってなりますし尊さが強過ぎる。
何もできないルルーシュを食べさせ、荷物を持ち、
危険からは守るという母親ムーヴでもういきなり泣きそう。
前情報でバブみを感じるとは聞いていたんですけど、
思っていたレベルを遥かに超えていました。
劇場で何度のたうち回りそうになったことか。

ルルを連れて旅してたのがカレンにバレた時のC.C.の挙動が
親にえっちな本見つかった時と同じで笑いました。
ルルーシュを復活させたことをカレンに攻められて
完全に自分の身勝手故だと返すところもいいですよね。
こうね、周囲だけでなくルルーシュ本人にとっても
死なせておいた方がいいのかと思いつつも、
自分の気持ちのため復活させようとしているのがたまらんです。

ルルーシュが復活してからの正妻っぷりも完璧で、
空気を読むべきところ出てくるはしっかり読みつつも
要所要所ではルルーシュをサポートしてるところが素晴らしい。
やっぱこの二人には複座ナイトメアが似合うよ。
更にルルーシュがヘタれそうになったときに銃口を向けて
自分の想いを叫ぶシーンがこれまたエモいんですよね…。

ラスト、C.C.がナナリーと和解したルルーシュを置いて
一人で去っていくところはホント期待通りでしたし、
心の中で「ルルーシュ行け!行け!」って思ってたら
ルルーシュが追っかけて来たところでこっちも涙腺崩壊ですよ。
もう一生二人で幸せになってくれってもんですよ。
ホント自分のカプ厨的好みを刺激しまくってくれる作品でした。
満足し過ぎていまだに思い出したらクラクラしてきます。

この映画の殊勲賞は間違いなくC.C.でしたけど、
他のキャラも締めの映画に相応しく活躍してましたね。
TV版だと悲劇的な別れ方をしたキャラたちが
一丸となってナナリーを助ける展開はまさに最終決戦。
ルルーシュが生きてたと分かった時にスザクが
嬉しさ混じりでマジ切れしてるシーンはエモかった。
実際ルルーシュは死んでたので騙したわけではないですけど、
それでも黙って殴られるルルーシュがまた良い。
そうだよな…お前たちはそういう関係だよな…。

カレンと咲世子とロイドもめっちゃ出番多かったですね。
素直になったカレンの反応には癒されます。
こやつもなんだかんだでC.C.とはいい友達だよなぁ。
咲世子は生身戦闘が非常に多かったですし、
ロイドもやたらと激戦区に放り込まれてメガネ大活躍でした。

スザクとカレンがデカブツで出撃して苦戦…かーらーの
パージ無双は相変わらずのバケモノっぷりで痛快。
パージする前のカレンの平謝りにはめっちゃ笑いました。
大量のザコを相手にしつつボスまで落とした
コーネリアとギルフォードの活躍も十分過ぎますし、
逆転のヒントを出した扇と玉城もナイス。


いやはや、個人的には大満足の作品でした。
ルルC好きとしてはホント、よくやってくれたとしか。
限られた時間内での強引な展開や出番の偏りはあるので
流石に万人におススメとまでは言いませんが、
ルルーシュとC.C.のゴールが見たい人にはおススメ、
ルルC好きなら絶対に見とけってレベルでしたね。
映画館で尊さのあまり悶えそうになったのは初めてかも。
10年経って推しカプがハッピーエンドを迎える…
こんなことがあるからオタクは辞められないですね。